【練習後】片野坂知宏監督「町田はコンパクトに連動して守ってくる」

 

——前節の敗戦から気持ちの切り替えは。

もう終わったことだし、すぐに試合がある。次もアウェイで戦わなくてはならないので、そこに向けて自分たちの戦いを出来るように準備することが大事だと、選手たちに話した。

逆に連戦で良かったとポジティブに捉えられるようなゲームをしなくてはならない。失点も自分たちから招いたことなので修正はそれほど難しくない。粘り強く最後まで集中を切らさずにやることが大事。

シーズン中にはああいう試合も1試合、2試合とあり得ることだと思うので、もう二度と同じことをしないように。せっかく良いゲームをしていても、ああいう何でもない失点で勝ち点を落としたり相手に与えてしまったりするので、そういうゲームがないようにしていこうと話した。

——2つの3連戦の、今節がようやく最後の試合。

アウェイだし暑さもあるが、自分たちの戦いが出来るようにしたい。町田はいままでのチームとは違った特徴があり、バランスを崩さずコンパクトに連動して守ってくる。逆にわれわれのやり方を町田もわかっていると思うが、相手をひっくり返すような判断と質をともなう動かし方をして数的優位を作り、決定機を増やしていければ、勝機も見えてくる。

ミスマッチが生じるのでそこを突きたいが、逆に相手に使われる可能性もある。しっかり枚数をあわせて隙のない守備をすることが求められる。

長崎戦の敗戦のショックを払拭してここで良いゲームをしないと、次からも岡山、水戸、横浜FCと、上位に行くか下位に行くかという大事な試合が続く。それにつなげていくためには3連戦の最後はしっかり取りたい。

——監督ご自身の疲労は。

次々に試合が来て準備しなくてはならないので、疲れている暇がない。まだ夏場でなかったのは良かった。ただ、週末は暑くなりそうだし、羽田空港からの移動の負担も渋滞次第なので、選手たちにどれだけダメージがあるか明日も含めて確認し、メンバーも考えて選びたい。