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闘う言葉

GK 1 高木駿「いい感じで進められたが、やはり鹿島の圧はすごい」

 

——立ち上がりはなかなかボールをつなげず相手に潰されたりロストしたりしたが。

最初は僕も含め自分たちのミスもあったが、相手も連動が遅れたりして、割とボールを持てていた。この戦術にはミスは付きものなので、つねに互いにカバーし合う意識が浸透している。なんとかプレスをかいくぐれば相手の背後にスペースがあるので、そこからはいかにつないで崩せるかという問題になってくる。

——相手が徐々にハメに来てからは背後を狙うようにした。

ああやって後ろで回していると相手も前がかりになってラインが高くなる。そこで藤本は裏への抜け出しが得意なので、前に蹴れば、それがすぐに得点にはならなくても相手をひっくり返して後ろ向きにさせたり押し込んだりできる。つなぐ中でも相手の背後を取ることは大事なので、つねに狙ってやっている。同じ左利きのエデルソンのアシストを参考にしている。

——そうやって11分に演出したチャンスは決めてもらえなかったが。

決めてくれよーとも思ったけど、今日は2点取ってくれたので許す(笑)。

——3点目を決めきれず2-1で迎えた終盤の心境は。

セットプレーなどは本当に脅威だったし危ない感じもしたが、こちらもうまくカウンターを繰り出すことができていて、相手が嫌がっている感じもあった。割といい感じで進められたと思うが、やはり鹿島の圧はすごい。

——相手の出方と駆け引きしながら攻め方を変えて流れを掴んでいったが、誰がリードを。

なんだか馴染んでいた感じ。どちらかというと僕も含め最初は硬くて変なところでパスミスをしたりした。相手を身過ぎていたというか。練習試合だったらもっと近いところをトントンとつないでかわしていけるのに、開幕戦のこの雰囲気の中でセーフティーなほうを選んでいるときもあった。まあ落ち着くまではそれはそれでいいんだけど。

——例の11分のエデルソン未遂あたりから落ち着いてきたのか。

あのあとくらい。正直あのときはあれもないなと思ってつなごうとしていたのだが、結果的にうまく相手の隙を突いてチャンスになった。いいタイミングで蹴れて、自分でもちょっとびっくりした。そのあとから硬さが取れた。

——あれによって鹿島のDFの裏への脆さが露呈した。

はい。あれで2点目も似たような感じでうまく裏のスペースを使えた。ああいう感じで裏に入ると相手DFも来づらくなったと思う。でもそれほどガンガン裏に蹴るわけではなく、ハーフタイムに片さんが「もうちょっとサイドの裏に流して」と言ってから、ああいう展開になったのも見てそこを狙うようにした。つなぎありきの裏出し、裏ありきのつなぎなので、バランスを取ってやっていきたい。

——相手CBの対応のウィークポイントは頭に入れて準備していたのか。

そういうわけではなかったが、藤本は裏に抜けるのが上手いし、よーいどんのタイミングが合えばいけるので、相手のラインが高いときは狙うというのは昨季からやっていたこと。

——クロス対応やハイボール処理など、個人的にも昨季よりパワーアップしているのでは。

守備範囲広く、ハイボールもなるべくキャッチしてカウンターにつなげるように練習から意識して取り組んでいる。今日はクロス対応もうまくやれたと思う。

 

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