【練習後】片野坂知宏監督「攻守に良い判断をしてサッカーで上回りたい」

 

紅白戦ではオプションも含めいろいろと試した。今節はミラーゲームなのでまずはマッチアップする相手に負けないようにしなくてはならないが、そうそう簡単な相手ではない。岡山もハードワークして戦ってくると思う。戦う姿勢で負けてはならないし、その中で攻守に良い判断をして、サッカーで上回りたい。

状況によって効果的な攻め手も変わってくると思うので、判断良く選択肢を使い分けたい。危険なところにボールを入れていかなくては相手も崩れない。そういうところで上回れればチャンスにつながると思う。

——相手は良いクロスを入れてくる。

（パク）ヒョンジンにしても加地にしても、良いボールを上げてくるので、ゴール前は隙なく背中を取られないようにしっかり対応しなくてはならない。ヒョンジンの左足を予測して対応することと、ボールに対して少しでも寄せることを徹底したい。

——勝敗を分けるポイントは。

最後まで粘り強くやることと、サッカーで上回りたいということ。駆け引きや予測で相手より先手を取って上回れるかが、ミラーゲームでは大事になる。相手がどういうメンバー、どういうやり方で来るかわからないが、崩すために相手を変化させる動きやポジションを、こちらが取れるかどうか、そういうところが見れるかどうか。そういうところを突くことが出来ればと思う。