PAST MATCH試合情報

・後半の入りをしっかりと
・守備は一度コンパクトにすること
・次の1点冷静に取りにいこう

まずは天皇杯をしっかり勝つことが出来てよかった。メンバーを少し入れ替えた中で、U-18の選手も入れて戦った。
　
しまねさんは本当にいいチームだった。小気味よくパスをつないでくるし、ラフなサッカーをせずにしっかりと自分たちのサッカーを貫いてやってきたところに少し手こずった。我慢する時間を我慢して、点を取るところでしっかり取るというかたちで、取るべき選手たちが点を取ってゲームを決めてくれた。あとはU-18の選手たちも非常に個性のある選手たちが多くて、短い時間だったが十分にアピールしてくれた。
　
ゲームに入る前に「ジャイアント・キリングを狙ってくるチームに対して絶対に落とせないゲームだ」と念を押して入った中で、きっちりゲームを終わらせてくれたことに関して、選手たちがよく頑張ってくれたと思う。
　
——昨季は準優勝だったが今季の天皇杯の目標は。
　
それはちょっと難しいですね…いまリーグ戦も戦っている状態で、正直、負傷者も多くメンバーのやりくりも大変な中で、ズバリ天皇杯のチームを言い切るのは難しいが、やれることはめいっぱいやって、とにかく次の試合に向かって準備すること。全員で戦いたい。

——プロ初ゴールを振り返って。
　
あの角度からのシュートはめちゃくちゃ練習していたので、落ち着いてゴールを決めることが出来た。これまでもルヴァンカップとリーグ戦に出場してきて、数字という結果をまだ出していなかったので、とりあえず結果を残せたことがうれしい。
　
——ここからリーグ戦につながるものは。
　
リーグ戦もまだ連戦が続いているが、シーズン終盤に自動昇格を狙える位置に、大分トリニータというチームを持っていければいちばん。自分も結果を残してそれに貢献していきたい。

——見事な先制点だったが、この試合にどういった意気込みで臨んだか。
　
天皇杯には独特の空気感があるし、簡単なゲームではないと試合前にみんなで話していて、集中して自分たちのやるべきことを正確にやるということを意識していた。先制点が非常に大事になってくると思っていた中で、自分自身も、システムの中でポジションが少し変わって役割も変わってきて、ゴールにどれだけ向かっていけるか、チャンスを作り出せるかということを意識して試合に入った。
　
——負傷から復帰して初ゴールだったが、思いは。
　
天皇杯だったが、今年に入ってから特にゴールを意識していて、ポジションが変わった中で、よりそれが明確になってきた。リーグ前節の群馬戦にも出させてもらって、自分の中で納得の出来ないプレーを見せてしまって、もちろんチームの勝利のためにというのはあるのだが、もっとアグレッシブにゴールに向かっていかないと僕自身が終わってしまうと感じていたところもあった。その中で今日、きっかけにしたい一戦として捉えていて、どんなかたちでもまずゴールに直結させるのだという思いでいたので、素直にうれしい。これをリーグ戦にもつなげたい。