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【イベント】11月23日ホーム最終戦 ネットワンシステムズ株式会社冠デー「未来共創サステナブルDAY〜子どもたちの未来のために〜」開催のお知らせ

近年、未来の地球環境や人々の健康のことも見据えて、持続可能(サステナブル)な社会を維持しようという理念が広がりつつあります。大分トリニータでは、この理念に基づき、「大分トリニータサステナビリティ共創プロジェクト」を県内外の産学官団体と連携して持続可能な社会を目指す新たな共創モデルの推進に取り組んでいます。
このたび、その一環として、11月23日(日•祝)にクラサスドーム大分で開催される2025明治安田J2リーグのホームゲームにおいて、ネットワンシステムズ株式会社の冠デー「未来共創サステナブルDAY〜子どもたちの未来のために〜」を実施します。本イベントでは、子どもたちを中心に、地域全体でサステナブルな未来を考え、体験できる多彩なプログラムを展開します。

▼イベント概要

名 称: 未来共創サステナブルDAY〜子どもたちの未来のために〜
(2025明治安田J2リーグ第37節 大分トリニータvsジェフユナイテッド千葉)
日 時: 2025年11月23日(日・祝)13時00分キックオフ(イベント会場は9時開場)
場 所: クラサスドーム大分(大分市大字横尾1351番地)
主 催: ネットワンシステムズ株式会社、株式会社大分フットボールクラブ
協 力: 産学官連携パートナー各社、団体
目 的: 子どもたちが生きる未来を考え、地域全体でサステナブルな社会づくりのための取組を知り、実践する機会を創出します。

▼冠デーで実施予定の主な企画

当日は、西口広場 ニータンパークを中心に下記のような体験企画、展示等を行います。ブースを回っていただけるよう、スタンプラリー(ノベルティグッズのプレゼントあり)も実施します(荒天の場合は一部を東コンコースに移動して実施することがあります)。

配布予定のスタンプラリー台紙とノベルティグッズ

スタンプラリー台紙(イメージ。デザインは変更になることがあります。)
オリジナルステッカー
スタンプ1〜3個クリアの方
オリジナルトレカ
スタンプ4個以上クリアの方

未来テクノロジー体験ゾーン
ICTやエネルギーの最新技術に挑戦する地元企業、行政の取組を間近にみて、環境配慮型社会の可能性を体感できるブースを展開します。

大分スポーツ公園の豊かな自然を知ろう
スタジアムのある大分スポーツ公園は豊かな自然に恵まれています。公園の里山維持工法の紹介や生物多様性の維持に関する取組をご紹介します。

リサイクル&アップサイクルゾーン
ゴミを資源に変える体験を通じて循環型社会の可能性を探ります。その最初のステップとなる「ゴミを分別する」ことにチャレンジすべく、ニータンパークのゴミ回収所を拡大し、ゴミの分別の促進を行います。
また、大分トリニータで使用し廃棄予定となったサッカーボールを活用し、新たにキーホルダーに生まれ変わらせるアップサイクルワークショップも実施します。

グリーンアクセスキャンペーン
山の上に位置するクラサスドーム大分へのアクセスは、CO2排出量が増えてしまいがちです。より環境負荷の少ない移動手段によって、地球にやさしいサッカー観戦を体験してもらうため、「徒歩」や「公共交通機関の利用」を促進するイベントを実施します。

ユニバーサルスポーツ体験会
大分トリニータは2018シーズンより全ホームゲームにて実施しています。年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず一緒にスポーツを楽しむ機会を創出し、多様性を尊重することで、誰もが参加できる社会づくりを目指す取組です。
今回は2競技を準備いたしました。これまでと同じく、参加していただいた方にはノベルティグッズをプレゼントします。

古着deワクチン
全ホームゲームで行っている古着deワクチンをホーム最終戦でも実施します。「古着deワクチン」は、不要になった古着を回収して開発途上国で活用することにより、その売り上げの一部を現地の雇用と子どもたちへのポリオワクチン接種に活用するプロジェクトです。古着をお持ちいただいた方には、ノベルティグッズをプレゼントします。

グッズ継承ブース
昨年の冠デーでも行ったグッズ継承ブースを今年も実施します。使わなくなった応援グッズをお預かりし、応援を始めて間もないサポーターや、応援グッズを持っていないキッズたちに引き継いでいくことで、サポーター歴の長い方も初心者さんも、みんなでひとつになって応援の輪を広げてもらう取組です。

SROI(社会的投資収益率)アンケートブース
今年もSROIの検証事業を進めています。大分トリニータでは、社会的に行っている活動の効果を把握し、より地域社会に影響力のある活動にしていくことを目的として、これら社会的活動を経済的価値に換算し可視化するプロジェクトを実施しています。
各ブースの具体的な内容は、別途ホームページリリースにおきまして順次発表いたします。

▼背 景

「大分トリニータ サステナビリティ共創プロジェクト」について
大分トリニータは、Jリーグのサステナビリティ領域の強化方針に基づき、地域に根ざして、環境負荷低減や地域活性化、次世代育成に貢献する活動を推進してまいります。この活動を「大分トリニータ サステナビリティ共創プロジェクト」と名付け、今後様々なテーマに対し、持続可能な地域社会の実現を目指して活動しています。
本プロジェクトの特徴は、Jリーグが目指すサステナビリティ事業活動の活性化とともに、大分県版カーボンニュートラル宣言(2050年)にも連動し、企業・大学・自治体と協働して産学官連携を形成しながら、スポーツを通じて社会課題の解決を目指していきます。

▼産学官連携

「大分トリニータ サステナビリティ共創プロジェクト」は、以下の企業・大学・行政の参加のもと様々な活動を行ってまいります。
【産】
ネットワンシステムズ株式会社
株式会社オーイーシー
OAB 大分朝日放送株式会社
大分バス株式会社
OBS 株式会社大分放送
株式会社環境整備産業
株式会社九州博報堂
九州旅客鉃道株式会社大分支社
ジェイリース株式会社
TOS 株式会社テレビ大分
有限会社大分合同新聞社
【学】
大分大学経済学部 仲本大輔准教授
日本文理大学工学部 池畑義人教授
立命館アジア太平洋大学 須藤智徳教授、福山公博准教授
中京大学 塚本拓也准教授
筑波大学 松尾博一助教
帝京大学学生有志
【官】
大分県
大分市

▼これまでの活動

2025年、大分トリニータはサステナビリティ共創プロジェクトに基づいて様々な活動を推進してまいりました。
大分トリニータ セーフティアイスプロジェクト
プロジェクトの第一弾として、8月〜9月にかけてのホームゲーム4試合におきまして、来場者の皆様にクラッシュ氷を無料配布する企画を実施いたしました。
ニータンパークにクラッシュ氷を詰んだ冷凍トラックを乗り入れ、配布した袋には、気候変動問題への対応において重要な考え方である「緩和と適応」を周知するデザインを配し、この企画を支援する企業様方の広告を施して皆さまにご利用いただきました。来場者の皆様には夏の猛暑の中たいへん好評をいただきました。



※この取組は、公益財団法人日本財団が支援するJリーグサステナビリティ事業活性化助成金を活用して実施されました。

※「緩和と適応」とは
「緩和と適応」とは、気候変動問題に対する重要な対策です。「緩和」は、温室効果ガスの排出を削減し、気候変動を抑制しようとすることを意味します(省エネの推進、再生可能エネルギーの活用など)。「適応」とは、すでに起きてしまっている気候変動に対して、その被害を軽減しようとすることを意味します(インフラの適応や効果的な水分補給など)。気候変動問題の対策は、この2つの要素を車の両輪として捉え、両者のバランスを保ちながらリスクを減らしていくことが好ましいとされています。

デカボmyスコア
来場者の皆様にWebアンケートに答えてもらうことで、自らのCO2排出量を把握し、より環境負荷の少ない生活に意識を向けていただくことを目的にホームゲームで2回実施しました。実施にあたっては、トップチーム選手にも同じWebアンケートに回答してもらい、日頃の生活における自身のCO2排出量を知ってもらう良い機会となりました。
ブースではノベルティグッズやサイングッズが当たる抽選会を行い、約800名を越える来場者の方々が参加され、おおいに盛り上がりました。選手のCO2排出量とも比較することができ、多くの方々に楽しみながらCO2排出量について考えていただくことができたと考えています。


※この取組は、公益財団法人日本財団が支援するJリーグサステナビリティ事業活性化助成金を活用して実施されました。

以上のように、大分トリニータは今後、フットボール競技の振興はもちろんのこと、持続可能な地域社会の実現に向けて様々な活動を強化し、もってクラブ理念である「サッカーを通じて、大分の活力に貢献する」の実現を図ってまいります。

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