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ホームタウン活動

【Jリーグ環境教育授業】日出町立藤原小学校で実施しました

地球温暖化に伴う気候変動が大きな問題となっています。未来の子どもたちがサッカーを楽しめる地球環境であり続けるよう、Jリーグは全国60クラブとともに地球環境を守る気候アクションに取り組んでいます。その一環で、ホームタウン地域の子どもたちに気候アクションについて知り、身近な行動変容に繋げてもらおうと今年開始したものです。
大分トリニータもこの企画主旨に賛同し、令和7年12月10日、日出町立藤原小学校にて「Jリーグ環境教育授業」を実施しました。

授業では、Jリーグが気候アクションの一環として協賛・制作協力しているオリジナル短編アニメーション『Future Kid Takara(フューチャー キッド タカラ)』を活用して、自分たちの身近でできる気候アクションを見つけてもらい、行動を起こし、さらに広げていくことの大切さを伝えました。
授業を担当したのは、「Jリーグ気候アクションアンバサダー」の認定を受けた松本 怜CRO(クラブ・リレーションズ・オフィサー)です。
今回、藤原小学校では、特にJリーグ気候アクションパートナーである東急不動産株式会社様の協力を得ながらの実施となりました。

大分では初の授業となるため、松本アンバサダーをはじめスタッフ一同、緊張感を持って3年生の生徒さんたちを待ちました。「こんにちは!」と元気な挨拶の声とともに生徒さんたちが多目的ホールに入室されました。
「わっ、ほんとにレイチェルや!」「7番のユニ持ってるよ!」といった声に、一気に緊張感もほぐれて授業は始まりました。

『Future Kid Takara』の総集編ほか1編をみんなで一緒に見て、松本アンバサダーから、いま、気候変動問題が顕在化していて、異常気象が頻繁に起こっていることなどの解説がありました。プロのサッカー選手の口から、いかに夏の炎天下の中でサッカーすることが大変なことか、どんな気持ちでいるかといったことを聞き、生徒さんたちも目を丸くしていました。その後、自分たちでもできそうなそれぞれの気候アクションが、どんな環境問題への解決につながるかについて分かりやすくパズルなどを使ってグループワークを行いました。

グループワーク後には、生徒さんたちに「気候アクションをやってみたい人」「友達やおうちの人に伝えたいと思った人」と聞いたところ、出席者全員が挙手してくれました。授業の間も、積極的に答えてくれたり、自分なりの気候アクションを発表してくれるなど大いに盛り上がりました。
さいごに、松本アンバサダーからのサインボールや、東急不動産様、大分トリニータからのノベルティグッズをプレゼントして、楽しく前向きな雰囲気の中で授業を終えることができました。

この企画実施を受け入れていただいた日出町立藤原小学校松本校長先生をはじめ教員の皆様、日出町役場の皆様にあらためて感謝申し上げます。
また何より、今回の授業に出席していただいた日出町立藤原小学校3年生の皆さんの元気と前向きさに、逆に元気づけられたような思いがいたします。
今後も大分トリニータは、サステナブルな地域社会の実現に向けて様々な取組にチャレンジし、大分の活力に貢献してまいります。