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闘う言葉

【練習後】片野坂知宏監督「一体感を持ってやってくれる選手たちはたくましい」

 

——前節から中3日、どう準備するか。

コンディションを整えることと、今度は遠征があるので、GW中の移動で不測の事態が起きる可能性も考えながら、柔軟に対応できるように準備している。名古屋まで飛行機だが、その前後がバス移動になるのでちょっと移動の負担もある。

今日の午後で試合が終わってから48時間。今日のトレーニング時点では選手たちの体が重いことはある程度は想定内。明日またしっかり合わせてやりたい。

——今季初の4-3-3システムの相手との対戦だが。

出来れば準備するのに時間が欲しかった。3連戦の最初の2試合とはまったく違う相手だし、アウェイということもあるので、ちょっと考えてやらないと簡単に勝てる相手ではない。そのあたりも明日、スカウティングで選手に伝え、ピッチで確認して選手の反応を見てみたい。チームとして合わせてやりたい。

岐阜にはゴール前の危険なところに運んでくる選手もいるし、多彩なアイデアを出す選手もいる。いろんな攻撃のバリエーションがあるので、しっかりプレッシャーに行かないと危なくなる。前線の3枚はスピード、仕掛け、迫力があって思い切りが良い。中盤にはボールが出せるし持てるしという選手がいる。特徴のあるチームなので、誰を抑えるというよりは、しっかりと組織で管理して対応したい。

——前節の松本戦は、短い準備期間でよく意思疎通して戦術を遂行できていた。

ミーティングで話したこと、チームとしてやろうとしたことを、選手がピッチの中でもコミュニケーションを取りながら、よく狙いをもってやってくれた。そうやって一体感を持ってやってくれるところはすごく良いことだし、たくましいと思う。

——対岐阜の戦術は松本よりも複雑になりそうだが。

映像を見せピッチで確認しながら合わせたい。理解はしてくれるし狙いも持ってやってくれるだろう。またチャレンジすることになるが、自分たちらしい戦いが出来るようにトライしたい。