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闘う言葉

【練習後】DF 6 福森直也「時間帯や相手の出方によって選択し、積極的に戦う」

 

3連戦の最初のホーム2試合は僕自身、消極的なプレーが多くなってしまって、近くへの安パイなパスばかり選択し、相手の迫力あるプレスに遭ってなかなか前を向けずに後手後手になっていた。それで前節の京都戦は、京都も前からプレスに来るのがわかっていたので、前向きにチャレンジするパスを出すなど積極的にやろうと意識して臨んだ。

相手から研究されてプレッシャーをかけられ、ここ最近はあまり上手く行っていなかったが、質とパススピードを上げるよう監督からも言われたので、昨日と今日のゲーム形式の練習でそれを意識すると、相手のプレッシャーの見え方も変わってきた。自分たちの立ち位置に関しても、前に出たほうがいいのか、ラインを揃えて食いつかせたほうがいいのかということを意識したことで、次第に前との距離感も良くなり、前を向く回数も増えてきている。

——その中で、山口戦に向けては。

勝つために、消極的にならないようにしたい。片さんは「このサッカーでミスをしたら全部自分が責任を取る」と言ってくれるのだが、それに対して僕はどうしても今ひとつ吹っ切れていなかった。どうしてもミスは自分のせいだと思うので、それを恐れながらやっていた。でもやっぱり、それでは上手くいかない。特に相手に分析され対策されてくるとなおさら。もっと思い切ってミスを恐れず積極的に片さんのサッカーに取り組めば、良いプレーが出来るし結果にも結びつくと思う。時間帯や相手の出方によってプレーを選択し、使い分けていきたい。