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闘う言葉

【記者会見】片野坂知宏監督「奪った瞬間の切り替えは今後に向けても非常に大事」

 

まずは今日ホームで浦和さん相手にひさしぶりの勝点3を取ることができて非常にうれしい。たくさんの方がこういう状況の中で足を運んでくださり、最後までわれわれと一緒に戦って、その応援のパワーをいただいて、ロースコアではあるが、なんとか1-0で逃げきれた。ホームでファン、サポーターの方と勝利を喜びあえるのはやはり素晴らしい。負けたゲームがたくさんある中で、今後もなるべく多く勝てるゲームをして喜びあえるよう、しっかり準備して切らさずに戦えるようやっていきたい。

ゲームに関しても、浦和さんも天皇杯を含めた連戦の中で、おそらくリーグ戦のメンバーで来るだろうと予想し、戦い方を分析した中で想定内で準備してきた。ただ、非常に得点力の優れたユンカー選手、それを生かす2列目の小泉選手、田中選手、汰木選手らも、スピードもクオリティーも決定力もあるので、1点では勝てないだろうと思っていた。

われわれはここ数試合、得点できていなかった。得点しなければ勝点3は取れない。そういう中で早い時間で得点できたことが大きかったと思う。出来れば2点目を取って少し余裕をもってプレーできればよかったのだが、浦和さんの攻撃に対して最後まで切らさず、集中力高く全員で守り切ってクリーンシートで終えたことは非常によかった。

守備でも浦和さんの攻撃に対して怖がらずにプレスにチャレンジしてくれた。そういったところからアグレッシブに奪って攻撃し、ゴールに向かってチャレンジしてくれた。そういった姿勢を今後も継続しながら、やはり得点力を上げていかないと勝点3は取れない。これでリーグは中断するが、なんとか得点できる形、戦術のクオリティーとスピードを上げるように準備していく。

(延期となっていた第3節の)G大阪戦が7月27日にアウェイである。残留争いをしているチーム同士、G大阪さんは連戦になると思うが、またアウェイでも勝点3を取って積み上げていきたい。

——前半は追加点こそ取れなかったが内容的によかった。今後につながるものは。

よかったところはディフェンスを怖がらずにコンパクトに戦え、守備のところでも前線からのチェイシングで制限したりボールを奪ってくれたりしたこと。やはりボールを奪う位置が高ければ相手ゴールにも近くなるし、浦和さんは非常に立ち位置を攻撃的にしてくる傾向だったので、速い攻撃が有効かなという狙いの中で、選手もゴールに向かう姿勢、得点する姿勢を示してくれた。

そこはひとつ大事なポイントでもあるし、ボールを保持して動かして相手を崩すというだけでなく、奪った瞬間に切り替えるというのは、今後のサッカーに向けても非常に大事なところになってくる。いろんな得点の取り方があると思うが、得点しなくては勝てないというところを突き詰めて、選手と合わせてやっていきたい。

——前から奪いに行く守備と相手ペースになった後の跳ね返す守備。相手の修正後に5-3-2に変更したところがひとつ大きなポイントになったと思う。そのあたりの駆け引きを。

前半の戦い方で、浦和さんはSBを高い位置にしてSHとのコンビネーションなどでサイドを崩す、そして中央に人を集め、小泉くんが非常にいやらしいポジションを取りながら起点を作って攻撃されていて、それは想定内で選手に伝えてあった。それで前半の守備をアグレッシブに行こうというところを選手はやってくれたと思う。

ただ、前半終了間際くらいに、前半に守備のほうでパワーを使ったぶん、ちょっと疲労が見えて押し込まれる状況になり、ボールを取る位置が後ろになってなかなか攻撃に行けなくなって、つらかった状況があった。後半は1-0で勝っている状況の中で守りに入りたくなく、もう一回、前半スタートのような形でプレッシングに出ていきたい、そこにパワーを出していこう、そして2点目を取りにいこうとハーフタイムに選手に伝えた。

だが、逆に浦和さんが杉本くんを入れてきて、小泉くんがボランチに降りた。2トップが高さのあるツインタワーとなり、われわれがブロックを作っているところを高さで上回ろうとしていた。そして田中達也選手が幅を取ってわれわれの左サイドをロックし、西くんの起点を作るような形になって、ボールを奪うのがなかなか難しくなった。その中でどうしても奪いにいったりスライドが遅れたりすれば中央のスペースが空いてきて、中央から運ばれるのが非常に嫌だったので、少し真ん中の人数を増やすとともに、サイドに対しても強く出られる形で守備を修正した。2トップにすることによって、前線からのチェイシングに加え奪った瞬間のカウンターもあるので、そのカウンターで2点目を狙っていければ、よりわれわれのゲームに持っていけるのかなと。

最後はまた3-4-2-1に戻して、前線にフレッシュな選手が入ったので5-4-1のブロックで十分に守れると。そして前線に伊佐、渡邉、藤本という、運べてスピードのある選手、闘える選手がいたので、守備を切らさずに2点目も狙いに行った。取ることは出来なかったが、交代で出た選手は、羽田にしても刀根にしても、その役割を全うしてくれてクリーンシートで終えることが出来た。

——立ち上がりの守備、どこで奪いにいくかをチームとして決めていたのか。

特別に右にとか左にとか、誰に入ったらとかいったことはなかった。浦和さんも攻撃の構築に関しては流動的に来たり出入りがあったり、足元や背後、つねに相手を見て攻撃してくる傾向があるので。

ただ、ボールホルダーへと前線がプレスに行ったときのバックパスに対しては、前線が行っている中で後ろが重いと逆にそのスペースを使うのも浦和さんは上手いし、ラインを上げればスピードのある前線の選手がつねに背後へ、斜めのランニングを狙ってくる。そういうところで切らさずに全体がコンパクトになるように選手に指示していた。プレッシャーに行って相手のバックパスを誘発できたときには、そういうプレッシャーもよかったし、コンパクトに守れたりボールを奪ったりすることが出来ていた。

その時間を90分の中でより多く作って、ボールを自分たちが持つというところに、今後もトライできるようにしていきたい。

——リカルド・ロドリゲス監督に勝利できたことについては。

アウェイで2-1から逆転負けを喫し、あのときには本当に悔しい思いをした。勝点3あるいは1を取れていたゲームを出来た中で相手に勝利をプレゼントしてしまったことが本当に悔しくて、ホームでは絶対にリベンジしてやろうという僕自身の思いもあったし、選手も、いま勝てていない中で、中断期間に入る前にホームでこれだけ多くの方が来てくださり、浦和さんのサポーターもたくさん来ている中で、強い浦和さん相手に勝ってやろうという気持ちを出して非常にいいゲームをしてくれたことを、よかったと思う。

——この勝利がもたらすものと、中断期間中に取り組みたいところを。

やはり中断前にホームで勝点3を積み上げて終わるのは非常にうれしい。トリニータのファンやサポーターの方が、こういうなかなか結果が出ない中で、本当にたくさん応援に来てくださった。天皇杯の福井での試合でも福井までたくさんの方に来ていただき、サポーターのありがたみ、すごさを感じていた。そういう方々とホームで喜びあえたことがうれしいし、選手も自信になっていくと思う。

中断期間は、G大阪戦まで少し時間があるが、まずコンディションを回復すること。呉屋が加入してくれた中でどういうふうに自分たちの戦力として生きていくのかの戦術の合わせ方もまた、狙いをもう一度整理して、G大阪戦からいいスタートを切れるような形で準備したい。

やはり得点を取らなくてはならないので、取るための仕組みというか、狙い。そして守備でも今日はアグレッシブにボールに対して行ってくれていたので、そういった「奪う」というところに関しても、刺激を入れながら積み上げていけるようにしたい。夏になって暑い中でのゲームになるが、強度を落とさないように、とにかくチャレンジしていくしかないと考えている。

——呉屋選手に期待することは。

呉屋もみなさんご承知のとおり、前線からハードワークできる。チェイシングできるし、ゴール前での決定力、得点には期待している。登録後にG大阪戦から出場することが出来ると思うが、いまチームメイトとトレーニングしているところ。戦力として十分に力を発揮してほしいし、周囲の選手もまた呉屋の良さを引き出す形で、いろんなタイプの選手で得点する準備をしていきたい。

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