MF 26 保田堅心「自分のところがビルドアップのカギになるとわかっていた」

 

——いい試合だった。

2連敗したときにチームとして課題だったビルドアップを改善しようとシモさん（下平隆宏監督）が指示をして仙台戦に挑んだ中で、ビルドアップの部分は10人になっても合わせて出来ていて悪くなかった。それが今日は結果に結びついたと思う。

——中3日での準備は。

相手がどう来るかをスカウティングした中で、中3日だったのであまりガッツリは出来なかったのだが、相手がスカウティングどおりに来たので、自分たちはそれを剥がすだけだった。

——受けてすぐに前を向けていた。

そこが自分のストロングだと思うし、体の向きをつねに前にしてプレーするように心がけている。今日はそれがよく出せた。

——相手はアンカーのところを潰しに来ていたが、圧は感じたか。そこで奪われず、逆に奪えていたことで主導権を握れていたと思うが。

最初のプレーで（中川）寛斗くんにはたいたシーンで「あ、来てるな」と感じた。自分のところがビルドアップのカギになるということは全員がわかっていたし、前節の仙台戦はチームとしてはよかったのだが個人的にはパスがずれたり守備のところでもズレがあったりしたので、そこを自分でスカウティングして、今日はそこを留意してプレーした。

——さらに慣れてくれば得点ももっと狙えるのでは。

そうですね。チャンスがあったので今度は決めたい。