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闘う言葉

【記者会見・総括】片野坂知宏監督「表からは見えないところでも支えられている」

 

バトルオブ九州のホーム2連戦2連勝、最高です。それしかない。うれしいです。

前節の鳥栖戦で1万2000人超、今日も1万4000人超に来ていただいて、鳥栖さん熊本さんからもたくさんのサポーターが来てくださった中で、九州ダービーらしい雰囲気を作っていただいた。その中でわれわれが勝つことが出来たのは、何よりも最高の結果。応援に来てくださった方々に勝利をプレゼントできること、そしてそれを活力にしてまた明日から頑張っていただくこと。それがわれわれの使命だと思う。しっかりと今日遂行できて本当にうれしい。

これは今日出てくれた選手、出られなかった選手、クラブのスタッフを含めて、みんなの準備、今日のゲームに照準を合わせてやってくれたこと。試合前にはゴール裏のほうからも水を撒いてもらうようにお願いをして、ドームの関係者の方々に協力していただき、いいピッチ状態を作って保ってくださった。そういった表からは見えないところでも支えられていることが、非常にうれしい。

熊本さんはすごく上手いチームで、攻撃力がありポゼッション率も高い。押し込まれる、ボックスに入られるピンチはあるだろうと想定した中で準備した。守備のフェーズを合わせることと、持たせていいところと持たせてはいけないところ、奪えるチャンスがあるところ、そういったものを整理した中で、選手も90分、切らさずにやってくれた。この3連勝はいずれもクリーンシート。守備の安定をもたらしたことによっていい攻撃に繋がっているところで、自分たちのやりたいことが結果に繋がっていて、いまチームとしてもいい状態だなと思う。これをどれだけ継続していけるかだし、まだ13節終わったばかり。GWの連戦で、またすぐにアウェイで強敵の山形戦がある。中2日でアウェイなので、今日出たメンバーを含めどういった選手がファイティングポーズを取ってくれるか、また同じように勝利のために戦ってくれるかというところをしっかりと見極めた中で、山形戦にもトライして連勝を続けられるよう準備していきたい。