【記者会見・総括】片野坂知宏監督「立ち上がりのチャンスで先制したかった」

 

やはり負けるのは悔しいし非常に残念。この遠い山形の地までファン、サポーターがお越しくださり後押しをしてくださったにもかかわらず、ポイントを取ることができなかった。これはもう自分の責任。しっかりと反省して、次もアウェイで富山戦になるが、次こそはアウェイで勝てるゲームが出来るよう、切り替えて準備したい。

山形さんとの戦いは、特にこのNDソフトスタジアム山形では非常に苦戦しがちで、相性もあまり良くないというのもある。山形さんも数試合勝てていない中で、今日はどれだけホームで勝利にこだわってやってくるかというところだった。われわれもそれを受けないようにとしっかりと覚悟をもって臨んだのだが、立ち上がりにチャンスがいくつかあって、やはりあそこでわれわれが先制したかった。逆にバトルの一瞬のところでやられて先に失点してしまったことが、この敗戦に繋がった。これまでわれわれが連勝している中で、クリーンシートに抑えるための粘り強い守備も、いままではやれていたところが、今日は少し山形さんに上回られてしまった。それでビハインドになったことでボールを取らなくてはいけない中、2点目もミスからの失点だったし、3点目も前がかりになって奪いにいったところを剥がされた。やはり上手い山形さんなので、プレッシャーが少しでも弱いとああいう失点に繋がってしまう。90分どう戦うかが大事な中で、こういう試合になってしまったことはしっかりと反省して、また切り替えて自分たちの足元を見つめた中で、富山戦に向けて奮起してやっていく。選手とともにまたしっかりと準備したい。