闘う言葉
FW 29 宇津元伸弥「近い距離でビルドアップできて攻撃に専念できた」

——劇的なゴールだった。振り返って。
いいボールが行った。蹴った瞬間に、それこそ大宮戦や磐田戦のキックと同じ感覚だったので、これは何か起きると、蹴った瞬間に思った。
——直接狙っていたのか。
GKの背が高くなかったので、そのあたりに蹴れば、ブロックしたら何かしら起きるのではないかと思い、とりあえずカーブさせてゴールを目掛けて蹴ればという感覚だった。
——最初はシャドーで出ていたが。
準備段階ではWBだったし、ドリ(有働夢叶)が最初にシャドーで交代する予定だったので、僕がシャドーで交代すると言われてちょっとびっくりした。だが、シャドーの方が僕的にも感覚がよく、感覚的に上手く入れた。
——相手の間を上手く使いつつ、重心も低くならずに戦えたのでは。
近い距離でビルドアップできていたので、僕らシャドーも楽だったし、攻撃に専念できた。これを継続できればいい試合が続けられると思う。
昨日は移動で機材トラブルなどのアクシデントがあり、11時間以上かけて深夜に札幌入りした。昼の試合だったら難しかったかもしれないが、ナイトゲームだったのでちょっと調整できたと思う。リーグの徳島戦にも繋げていきたい。
