TORITENトリテン

闘う言葉

FW 9 有馬幸太郎「ある程度のところまでは入れてもそこからが」

 

——有馬選手が攻撃になかなかいいかたちで絡めず、前を向いて入っていけないのがチーム全体の課題だと感じるが。

そうですね。ある程度のところまでは入れてもそこからチャンスらしいものもなかった。監督の意図を100%自分たち選手が出来ているかといったらそうではないと思うし、もっとこうした方がいいんじゃないかという部分もある。ただ、こうやってやっていくという方向性がある以上、その中でどうやってチャンスを作ってゴールまで結びつけるかを考えながらやるようにはしているが、自分の長所がなかなか発揮できていないのは感じている。もっと自分が間で受けてターンしてチャンスシーンに繋げられればいいのだが、自分の能力のなさ。これで自信を失っても仕方がないので、成長しなくてはならないと実感している。

——シャドーがいつもより高めでプレッシャーをかけていたのでグレイソン選手との距離も改善する狙いかと思ったのだが、セカンドボールがなかなか拾えなかった。

後ろからビルドアップしていきたいのか、シンプルにグレイソンに当ててセカンドを拾うのかというのがはっきりしておらず、後ろから繋いでいきたいが相手のプレッシャーを受けてグレイソンに当てるといった形になっていたので、後ろとグレイソンの間が空いてしまってセカンドが拾えないという展開だった。いくらグレイソンでもあのボールを収めるのは難しい。

——来週はアウェイで古巣戦。どういう戦いを。

今日の試合もそうだったが、目の前の相手に1対1で負けていては話にならない。いわきはそういうサッカーをしているので、そこで負けないようにしたい。