MF 38 天笠泰輝「次も決めてチームを勝たせたい」

——雨足の強かった中での試合だった。勝点1という結果をどう振り返るか。
自分たちのチャンスはなかなかなく、先制したが引き分けという結果になってしまった。雨に対してはそこまでストレスを感じることはなかったが、雨のせいでどうしても自分たちのやりたいサッカーは変わってくる。それでもしっかり勝ち切るということが大事なので、そこを課題として修正し、次のホームゲームでしっかり勝ちたい。
——ゴールシーンを振り返って。
時間帯も時間帯なので、あの場面では思い切り振り切ろうと思った。迷いなく足を振れてよかった。今週はずっとシュート練習もしていたし、そういう自信もやっとついてきているので、しっかり次も決めてチームを勝たせたい。初ゴールを決めるまで遅くなったが、シュートには自信があるし、もっと自分の得意なゾーンから打っていければと思う。
——チームとして4試合ぶりのゴールだった。
まずは嬉しかったが、最終的に90分間で勝てないと意味がない。そこの勝負で今日は引き分けになってしまったので、
自分のゴールは嬉しいが、しっかり次は勝ちたい。
——やはり一列前に上がったことで、打ちやすくなっている感じもあるのか。
前に運べばグレ(グレイソン)もいるし、ミドルシュートという選択肢もシャドーになると増えてくるので、そこの部分は自分としてももっと伸ばさないといけないと思っている。あと9試合でしっかり結果を残していく。
——チーム全体として空中戦でボールの落下点に合わせられなかったり空振りしたりもあったが、プレーしづらかったか。
雨が降っているのもあったが、そこは言い訳にしてはいけないと思っている。球際の部分だったり、相手より少し早く反応することが、今日はいつもの試合より遅れていたのかなと思う。
——守備のオーガナイズは非常によかったのでは。
そうですね。相手の3枚の選手が中につけてこようとしたので、タケさん(竹中穣監督)も試合前に言っていたが、外回しでしっかりボールを取るということが出来ていたのではないかと思う。
——矢村選手が大分の右サイドによく流れてきていたが、影響は。
トップ下の選手と矢村選手が入れ替わっていた。矢村選手が落ちてきたら、トップ下の選手が背後に走るといった、そういうところの難しさはあった。
——CBのほうの中川選手が攻め上がってシマブク選手とよく連係していたが、対応は。
(𠮷田)真那斗に縦を切らせて、僕が中を閉めるということをやろうとした。僕と真那斗の間にパスを出されたシーンもあったし、逆に1回それで奪ったシーンもあったが、ピッチの中でどれだけ修正できるかが大事なので、しっかり真那斗と話してやっていきたい。
——中で修正できることが以前より増えているのではないか。
(岡本)拓也くんが入って後ろから声をかけてくれることも増えている。ミサくん(三竿雄斗)もそうだが、いろんな経験ある選手が試合の中でいろいろと解決してくれたりする。それをもっと若い選手や僕たち中堅の選手がやっていければ、さらにいい形になるのではないかと思う。
——あんな難しい振ったりやんだりの中で、ミラーゲームだったけど、すごい一人一人の特徴が出るような感じで、
そうですね。しっかりとした攻撃の組み立てだったり、ゴール前で足を振ることだったりが、みんなしっかり出来てきている。ただ、どうしてもまだ結果が出ていないので、しっかりと結果に結びつけられるように、明日からまた準備していく。
