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勝利へのカギ

【インタビュー】MF 35 宮阪政樹「熊本戦で勝って挽回したいと思い続けていた」

 

前々節の甲府戦でのミスからきっちりと立て直し、前節・熊本戦では堅実なプレーで勝利に貢献。シーズン折り返しまで4試合となったいま、ここからのポイントを聞いた。

 

2巡目はセットプレーがもっと大事になってくる

 
——前々節の甲府戦では、ボランチが狙われて厳しい展開になりました。あのとき、どう考えていたのですか。
 
1失点目は僕のミスからで、次のプレーで立て直したつもりだったんですけど、そのあとの失点もやっぱり僕とマル(丸谷拓也)のところでパス交換していたところを突かれた形だったので、その雰囲気にのまれてしまったのも少なからずありました。
 
前半に1点返せたのは良かったですけど、後半は相手が引いてくるのはわかっていたので、そこで(川西)翔太くんを入れる展開になりました。自分が招いてしまって本当に申し訳ないと思っていて、次の熊本戦で勝って挽回したいと思い続けてきました。
 
——首位ということもあり研究されて、こういうスタイルは特にボランチが狙われやすくなると思います。ここから一段階ブラッシュアップするためには何が必要ですか。
 
自分たちのサッカーをどれだけ追求して貫けるかというところです。まずはそこを信じてやらなきゃいけない。熊本戦のようにウラへの意識をちょっと強くした中で相手を引かせて、押し込んだ状態を作ってから、というのもあの試合で学べたし、みんな手応えもあったと思います。少しずつ成長していければと思います。
 
2巡目になったらもう相手もやり方はわかっています。そうなったらセットプレーがもっと大事になってくる。突き詰めてやっていきたいです。またすぐ7月にホームで甲府戦があるので、今度はしっかりと挽回したいと思います。
 
——甲府戦のあとということで、熊本戦で怖さはなかったですか。
 
僕としてはいつもどおり入ったつもりで、その中で甲府戦はああいう事態を招いてしまったという感じです。熊本戦も42試合のうちの1試合という気持ちで、いつもと変わらずプレーできました。その中で立ち上がりのゴールキックなど、はっきりするべきところははっきりしようと話していました。そのあとはゴールキックをつないだりもしましたし、そういう意味でもいつもどおりの試合が出来たと思っています。
 

愛媛は必死になって勝ち点を取りにくる

 
——シーズンの早い時期に膿が出て良かったとも言えるのでは。
 
出さないでシーズンを終えるのがいちばんですけど、年間を通しては良いときもあれば悪いときもある。悪いときを持ち越さないことが大事で、連敗することがいちばん良くないので、熊本戦で断ち切れたのは良かったです。ただ、次節はいま下位に沈んでいるチームなので、必死になって勝ち点を取りにくると思う。その中で何が出来るか。岡山も首位のときに最下位だった愛媛に勝ち点を取られています。油断や隙は絶対に見せてはいけない。学んだことをしっかり出していきたいです。
 
——シーズン前半は残り4試合です。期限付き移籍元の松本戦には契約の関係で出場できませんが。
 
レンタルはレンタルなんですけど、今季は僕は大分の選手なので、松本の選手の特徴やチームのストロングポイントなどをチームメイトに伝えることで一緒に戦いたいと思います。
 
——あとの3試合もすべてミラーゲームになる可能性があります。ポイントはどういうところになりそうですか。
 
これまでミラーゲームの試合をしてきた中で、まずは焦れないこと。自分たちがボールを保持することが大事ですが、足元だけではなくてウラのスペースを使いながら押し込んでいく。それを徹底したことで熊本戦も無失点に抑えることが出来たと思うので、まずは立ち上がりで失点せず、ゲームの展開を見ながら試合を運んでいきたいです。
 
——これまでミラーゲームはあまり得意ではなさそうでしたが、熊本戦の前半、ミラーゲームの時間帯は良かったですね。
 
そうですね。相手も1本しかシュートを打ってないですし。ただ、後半はまた違った戦い方になりました。後半も前半のように戦えれば良かったと思います。試合は90分間なので、90分のうちに何が出来るかを突き詰めてやっていきます。
 

アルウィンの雰囲気を楽しめれば松本戦も怖くない

 
——松本はシーズン序盤、22チーム中最後まで勝てなかったりしましたが、調子を上げてきましたね。
 
そうですね、アルウィンが使えずアウェイの試合が多くなった影響もあったと思います。やっぱりアルウィンでの戦いではしっかり勝ち点を積み上げている。
 
昨季もアルウィンの雰囲気の良さを感じながらプレーしてきましたが、今季の大分戦にも、順位が近いということでたくさんの山雅サポーターが足を運ぶはずです。あの雰囲気はホームチームにとってすごいパワーになるんです。山形時代にアウェイチームとしてアルウィンでプレーした経験もありますが、あの雰囲気をいかに楽しんで出来るかで全然変わってくると思います。そういうところもチームメイトに伝えておきたいです。
 
——今季は、アルウィンで初のナイトゲームなんです。夜はどういう感じですか。昼とだいぶ違いますか。
 
意外と涼しいです。7月、8月になると夜でも暑いんですけど、この時期なら朝晩は冷えます。選手としてはやりやすいですけど、やっぱり独特な雰囲気はありますね。
 
——スタンドの両側から山雅サポーターの応援が聞こえると、アウェイ感がつのります。
 
アウェイ席はスタンドの9分の1しかないですからね。あとは全部ホーム席。でも、山形時代にアウェイゲームで行ったときも僕は楽しかったですよ。松本はセットプレーを大事にしているチームなので、セットプレーのときは特にすごい雰囲気になります。僕は山形にいた頃、アルウィンでFKを直接決めたんですけど、あのときの悲鳴と、シーンとした感じは、いまでも忘れられません。逆に、松本に移籍してホームスタジアムとしてFKを決めたときの歓声も印象的でした。
 
——松本戦は出場できないということで、ほかの試合で決めてもらっていいですか。
 
わかりました。頑張ります。
 

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