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今節の見どころ

5連戦の2戦目は6年ぶりのカップ戦開幕。ロティーナ率いる桜を迎え撃つ

 

明治安田J1のステージに戻ったことで、今季はYBCルヴァンカップにも参戦。リーグ戦との連戦でタイトなスケジュールになるが、選手層の厚さを自ら証明するチャンスでもある。

 

連戦の中、見極めの場でもあるカップ戦

 
2日のJ1第2節H松本戦から中3日で迎える、ルヴァンカップ第1節HC大阪戦。リーグ戦に出ていたメンバーを引き続き起用するのか、大幅にターンオーバーするのかは、練習が非公開のためまったく読めない。
 
今季はまだ公式戦に絡んでいない選手も多く、揃って出番を待っている。リーグ開幕直前にコンディションを崩した選手たちもほぼ合流しており、どのタイミングで戦列に復帰するかが気になるところだ。
 
通常であればリハビリを終えるとまずはトレーニングマッチを経験してから公式戦でのポジション争いに復帰するという流れなのだが、今季序盤はルヴァンカップのため連戦が続き、トレーニングマッチが行えない。片野坂知宏監督はそのマネジメントの難しさも感じながら、選手起用について話す。
 
「まずは開幕戦がホームでできるので、そこでC大阪さん相手にいいプレーをしてほしい。そういうところでしっかりやれる選手はリーグ戦のメンバーにも食い込んでいけるし、それができない選手はそこからチャンスをもらえなくなっていく、そういう見極めの場でもある。チャレンジもしながら見極めもしながら、やっていきたい」
 

相手も完全非公開で準備してくる

 
仮に大幅にターンオーバーした場合に、最もクオリティーが左右されるのが最終ラインとGKだろう。特にチームのスタイルを体現するカギを握るポジションだ。ここまでのリーグ戦2試合に出場しているのは、昨季までに積み上げてきたメンバーの組み合わせ。ボールの動かし方や相手のプレスのかわし方、一手が封じられたときの別の一手の選択などでは、新加入のメンバーよりも慣れている。
 
ただ、彼らが昨季までに苦労しながら戦術を理解しスタイルを築いてきたように、今季の新加入組や若手たちも、このスタイルを体現できるようにならなくてはいけない。最初はスムーズさを欠いたりミスからピンチを招いたりすることも多々あると思うが、根気強くトライ&エラーを繰り返してここまで来たのが現在のチームだ。より結果が求められる公式戦の場で、どこまで“勉強代”を覚悟してトライさせるかの判断は難しいところだろう。指揮官以下、コーチ陣の判断が問われる。
 
今季からロティーナ監督が率いるC大阪は、リーグ開幕戦で神戸に現実的な戦法で挑み、1-0で勝利。第2節の名古屋戦は相手に主導権を握られ、2-0で敗れている。2試合ともどちらかというと劣勢を強いられたが、大分に対してはどうなるか。C大阪側も今週はトレーニングが完全非公開で、どの選手が出てくるか全くわからない状態だが、もともとU-23がJ3で戦っており、選手層は厚く個々のクオリティーも高い。リーグ戦と同じ3-4-2-1で戦力の力量差が表れやすいミラーゲームにしてくるかもしれないが、ロティーナ監督はいつも試合中に様々な修正や変化を施す戦術家。難しい試合になることは間違いない。
 

練習後の監督・選手コメント

 
■片野坂知宏監督
 
リーグ戦に出たメンバーの回復具合も見ながら、それ以外のメンバーと合わせてコンディションのいいメンバーを選びたい。週末のリーグ戦まで中2日しかないので、それも考えた上で全員で戦う。
 
——相手の出方が読めない中でどこにポイントを置いて戦うか。
 
C大阪さんも選手層は厚く質の高い選手がいる。いまは3-4-2-1でやっているが、4バックもできるし、ゲーム中に変化してくる可能性もある。その変化に対してもしっかり判断して狙いを合わせて戦いたい。選手たちも昨季からいろんな形の相手と対戦してきているので、戦術理解はできている。ただ、J2時代とJ1のルヴァンカップでは出てくる選手が違うので、クオリティーやインテンシティーはまったく違ってくる。その中でもタフに戦えるようにしたい。
 
——紅白戦の手応えは。
 
一応合わせることはできたが、これが公式戦で上手くいくかどうかは蓋を開けてみなくてはわからない。C大阪のスタートのメンツや形がいろいろ考えられるので、狙いもいろいろ考えられる。そのへんはメンバー発表後やゲームがはじまってからまた選手たちに伝えたい。それによっては今日の紅白戦もあまり意味のないことになるかもしれない。そういうところでは予想しづらいが、11人の構成の中でバランスよく戦術を合わせるという点では準備はできている。
 
■MF 33 丸谷拓也
 
松本戦は自分たちも崩しきれなかったし、相手も上手く守っていた。ここは判断と質の問題になるが、サイドから崩そうとしてサイドを意識しすぎた。相手の目線を変えるためにも中を使ったり狙ったりしてもよかった。
 
連戦だが、試合が多い方が選手にとってはチャンスが増えて、いい競争ができる。今日の紅白戦にも集中して取り組み、いい練習ができていた。まだ誰が出場するかわからないが、これまで試合に絡んでいないメンバーが出てもいいゲームができるようにしたい。
 

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