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今節の見どころ

失意のドローから中3日。自らを奮い立たせて11連戦の8戦目へ

 

好ゲームを展開しながら波に乗り切れていない琉球を迎える、11連戦の8戦目。インテンシティーの高い相手とのタフな戦いが続く。

 

失点の多さで沈んでいるが好ゲーム展開中の琉球

11連戦の8戦目、ホームに迎えるのは琉球だ。対戦するのは2016年J3以来6年ぶり。琉球は2018年にJ3優勝を遂げて今季がJ2の4シーズン目。大分は2段階昇格の後、J1で3シーズンを戦って今季J2に降格したという状況での再会となる。
 
ここまで1勝1分3敗の20位と、琉球もいまだ波に乗り切れていない。前々節、山口とのシーソーゲームを制して今季初勝利を挙げたが、前節は先制され一度は追いついたものの再び突き放されて1-2で敗れ、水戸に今季初勝利を献上した。
 
それでも毎試合、アグレッシブな戦いぶりで好ゲームを展開しており、勝敗は紙一重といった印象。しっかりとボールポゼッションしながら機を見てショートカウンターを仕掛ける喜名哲裕監督のスタイルも浸透し、試合運びも落ち着いている。FW陣は前節、移籍後初ゴールを挙げた草野侑己や阿部拓馬、野田隆之介と強力。大分アカデミー出身の清武功暉は、以前から長所としていた強度に周囲を生かす上手さも加わったプレーで貢献中だ。
 
決して不調ではないのだが、開幕の町田戦をスコアレスドローで終えた後は、勝利した山口戦を含め毎試合2失点を喫しており、守備面に課題を抱える。今節はチーム状態の思わしくない大分から是非とも勝点3を挙げたいところだろう。
 

前節も後半はいいサイクルを作れていた

そんな琉球を迎えるにあたり、なによりも気がかりなのは選手たちのコンディションだ。負傷者続出の中で戦力をやりくりする連戦で、なかなか結果が出ないことでも心身の疲労が蓄積している。
 
前節の山口戦は前半にミスが多発し、消極的なプレーを選択する選手もいれば、無理目のタックルでボールを奪いきれずに悪い態勢でカウンターを受ける場面もあるといった具合。下平隆宏監督も「大丈夫だから落ち着いてプレーしよう」となだめなくてはならない状態だったと試合後に明かした。
 
後半に修正してからはいいサイクルの中でサイド攻撃が機能するようになり、呉屋大翔が小出悠太のクロスから先制弾。後半勝負のプランが見事にハマったかに思われたが、3分後にセットプレーから失点して自滅し1-1のドロー。勝てなかったことで、試合後の選手たちは負けたかのような落胆の色をあらわにしていた。
 
ここまではホームゲームが続いたが、今週末のルヴァンカップ第3節・C大阪戦からはアウェイ3連戦で、大阪、仙台、東京と移動の負荷がかかる。なんともしんどい日程だが、なによりもまず1勝することが浮上の糸口。ルヴァンカップ鹿島戦は4-4-2、前節の山口戦は4-2-3-1とシステム変更したことにより守備の課題はある程度克服された。呉屋や長沢駿ら好調のFW陣に早めにボールを託し、優位に試合を進める流れを作りたい。
 

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