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今節の見どころ

攻撃陣が好調な堅守の岡山を迎え、青きサポーターとともに凱歌を揚げよ

 

3連勝を懸けて臨む明治安田J2第28節H岡山戦。個々が組織のためにハードワークを惜しまない岡山から勝点3を奪い、3連勝なるか。「OITA FULL-BLUE PROJECT」でともに戦う青きサポーターたちと、歓喜を分かち合いたい。

 

変幻自在なチームを目指して

 
土曜開催の今節に向けて、チームは通常より1日短い期間で準備に励んだ。台風の影響か、やわらかい風がわずかながら暑さを軽減してくれる気がするグラウンドで、チームは変わることなく、いい意味での緊張感に包まれている。勝てない時期はさすがに少し空気が重かったが、連勝中でも浮かれることなく、一喜一憂せずに最終目標を目指すのが、片野坂知宏監督の作るチームだ。
 
2連勝を3連勝へとつなげたい今節。ここ2試合、メンバーを入れ替えシステムを変更して結果が出ていることもあり、それを継続するかどうかが気になるところ。第26節で対戦した岐阜は4-3-3、第27節の相手・新潟は4-4-2。いずれもいい内容で勝利できたが、今節対戦する岡山のシステムはおそらく3バックだ。システム変更後初の噛み合わせとなる。
 
ただ、現代サッカーの傾向として、3-5-2でスタートするにしても、立ち位置を少しずつずらすだけで擬似3-4-2-1にも変化する。もちろんそれ以外の擬似フォーメーションにもなり、局面は多彩に変化する。変幻自在に戦況に対応していけるチームを目指し、緻密なトレーニングは続く。
 

堅守の岡山、攻撃陣も軒並み好調

 
今季は例年以上に好スタートを切った岡山だが、5月以降は失速。だが、前節は讃岐との“瀬戸大橋ダービー”に3-0で勝利している。7月に横浜FCから期限付き移籍加入したジョン・チュングンが前線に機動力と強度をもたらし、躍動して圧勝の原動力となった。これでようやく負傷離脱中のイ・ヨンジェの穴が埋まった感がある。
 
赤嶺真吾、仲間隼斗、齊藤和樹と攻撃陣も好調そうで、得点すれば波に乗りそうな状態だ。最近の岡山は3-4-2-1と3-5-2を使い分け、試合中にもシステム変更しているが、このタレント居並ぶ攻撃陣をどのように起用してくるかで、こちらの対応も変わってくる。
 
そして岡山の最大のストロングポイントは、組織のために個々がハードワークする実直さと堅実さ。前から奪いに来ればよく連動し、ブロックを築いてスペースを消せばこれまた堅い。いずれにしても堅守で、大分としてはこれをいかに攻めるか。
 
前から来れば背後を狙い、固められれば辛抱強く揺さぶりをかける。その状況判断と意思疎通が攻略のカギだ。最近は距離感よくサポートしあいながらボールを動かしたり球際に寄せたりできている。今節も賢く果敢な戦いぶりを見せてほしい。
 

練習後の監督・選手コメント

 
■片野坂知宏監督
 
今節は準備期間が1日短いが、岡山は守備が堅く簡単にやらせてくれないと思うので、トレーニングでは攻撃の狙いを合わせ、守備では相手の攻撃の特徴に対し一体感を持ってやれるよう確認した。岡山がどう来るかわからないが、一人一人がハードワークする隙のないチーム。タレントもいる。それほど難しいことはしないがきっちりと組織で合わせて戦ってくる。こちらも切らさずにやりたい。
 
岡山は前線にジョン・チュングンが入ったし、仲間くんや斎藤くんも調子が良さそうなので、先発がどういうメンバーになるか。流れでもセットプレーでも一瞬のところで得点につなげてくるので、90分を通して相手の特徴を踏まえながら集中して戦わなくてはならない。相手が前から来るか構えてくるかでこちらも判断して攻めたい。
 
■MF 7 松本怜
 
今節はひさしぶりのミラーゲームが予想される。岡山はジョン・チュングンが加入して、前回対戦時よりかなり機動力が増している。そこからのシャドーの絡みも嫌だし、ボランチの推進力もあるので警戒しなくてはならない。簡単にボールを入れさせないことが大事。
 
最近は相手がどういう出方でも対応できつつあり、そこが試される一戦となる。攻撃のポイントは前回対戦では出来なかったサイドの組み立てのところ。ただ、構えられる可能性があるので、どう崩すかを考えなくてはならない。最近は周囲を使う場面が増えて選択肢も多くなった。相手に対策されてもさらに上回れるようになっていきたい。
 
■DF 6 福森直也
 
岡山の特長は守備が堅いこと。ブロックを築いたときなどは本当に堅く、ロースコアのゲームが多い要因にもなっている。そういう相手に攻めあぐねることが最近は多く、逆に1本のシュートを決められて負ける試合などもあったので、引いた相手をどう崩していくかという課題については、監督を中心に選手たち同士でも話し合ってきた。岡山がどう出てくるかはわからないが、引かれたときには話し合ったことを出せればと思う。
 
攻撃ではテンポよくボールを動かし、横の揺さぶりをもっと大きくしていくことが必要。右サイドでの追い越す動きが活性化しているので、左サイドでも出していきたい。そうすれば相手を動かしてスキを突くことができると思う。
 
守備は無失点試合が続いているが、今節は相手に身長が高い選手、機動力のある選手がいるので、クロス対応で後手に回らないようにすること、球際で負けないことが大事だし、ボールウォッチャーになってウラの抜け出しを許さないようにしなくてはならない。僕たち3バックも機動力はあるので、しっかり守っていきたい。
 

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