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闘う言葉

【記者会見】片野坂知宏監督「まだまだ難しいゲームが続くという覚悟をもってやらなくては」

 

われわれにとって厳しい試合になった。内容的にも清水さんの勝ちに値するゲームだった。準備してきたことが上手く機能せず、清水さんはここまで勝利がない中で、われわれに対してどういう思いでホームゲームに臨んでくるかという話も選手たちにはしてあったのだが、やはり勢いもクオリティーもあり、われわれにとって難しいゲームになった。

後半に雷による中断があり、残りの25分に向けて盛り返す中断にしたいと、4枚替えし、システムも点を取る形にトライして、2得点挙げたことはよかったのだが、中断明けからもダメージがあった。選手たちも最後まで得点を目指しながら戦ったのだが、下手したらさらに大量失点になっていた可能性もある中で、そこはもう自分の中でも覚悟を決めて、選手には思い切ってやるように言った。

得点を取れたことを次に生かしたいし、少し間が空く中で、8月はまだまだ難しいゲームが続くという覚悟をもってやらなくては、簡単に勝点は取れない。今日の清水戦も前節の名古屋戦もそうだった。この連戦をどう乗り切っていくかを、また選手と一緒に準備していきたい。

——上手く機能しなかったという要因は、スカウティングの時点で想定外のことがあったのか、あるいはプレーのクオリティーの問題なのか。

どちらもあると思うが、どちらかというと後者のほうかなと。もう少しのクオリティーやタイミングがあっていればシュートもチャンスも増えただろうと思う。ただ、清水さんもホームで勝ちたいという思いの中で、攻撃もアグレッシブだったし、われわれの良さを消す形で集中した守備をされて、この守備を崩すための準備もしたのだが、上手く行かなかった。

——ここのところセットプレーでの失点が続いているが。

今日の4失点も映像でもう一回見返さなくてはならない。それも含めて今後もセットプレーは勝敗を左右するひとつのカギになるので、修正しなくてはならない。うちの問題なのか、セットする陣形の問題なのか、また選手とともに日々の段階からもう少ししっかり出来るようにしなくてはならない。

——前半は慎重な入りに見えたが、0-0で折り返すプランだったのか。

0-0で終えることは決して悪くはないと思う。ただ、先制点は与えたくないなと考えていた中で、セットプレーからやられてしまった。引いて守るようなことをしようと思っていたわけではないのだが、引かざるを得なくなった。清水さんの攻撃の立ち位置を含め、われわれの守備の部分でも足りないところがあって、押し込まれる状況になった。もう少し守備のところでも整理させたりチャレンジさせたりしなくてはならなかったと、いま思っている。

——22日に対戦した名古屋で新型コロナウイルス感染者が出たが、それを聞いて思ったこと、またクラブとして対応したことがあれば。

対戦した後に名古屋さんのほうで陽性者が出たと発表された。名古屋の保健所の見解で、われわれには濃厚接触者にあたる選手・スタッフはいないという判断を受けての今日のゲームだった。その後、宮原選手以外にも渡邊選手とスタッフが陽性だったという報告も出たのだが、それは名古屋さんの見解では宮原選手とは別の感染経路で関わりはないということだったと聞いている。

われわれとしては名古屋さんと対戦はしたが、濃厚接触にはあたらないというので、PCR検査をして今日のゲームに臨むといったことはしていない。ただ、ホテルや移動ではしっかりと対策した上で遠征した。今後も対策を練り、選手・スタッフとも管理した中で、もしも陽性者が出るようなことがあれば、Jリーグに報告し、クラブとしても対応するような形になる。

 

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