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闘う言葉

【記者会見】片野坂知宏監督「点を取りたい意識が強くなりすぎバラバラになってしまった」

 

台風14号が迫る中、こういったコンディションの中でもまずゲームが成立してよかったと思う。大変な中でもたくさんの方に応援に来ていただいて、試合は0-4で、残念ながらわれわれは悔しい敗戦をしてしまった。その4失点は、やはり自分たちが少しでも緩んでしまったり、粘り強く戦えなかったりすると、それだけの差があるということになったと思う。横浜FMさんは素晴らしい力のあるチームだし、いまは連敗していたが、相手を圧倒する攻撃力を見せていた。そんな相手に対しては、少しでもミスがあったり緩んだりすればこういう形になると思い知らされた。このゲームをしっかり反省し、すぐにまた中3日でアウェイ神戸戦があるので、もったいないゲーム、もったいない失点という同じ過ちをしないよう、われわれの粘り強さをしっかりとまた集中して90分戦えるように準備したい。

——前半は狙いの中で集中して戦っていたが、一気に相手に流れが傾いた分岐点はどこだったか。

やはり2失点目が痛かった。失点は覚悟していた中で、1点はああいう形で本当に素晴らしいミドルシュートが入ったが、0-1の状況であれば、粘り強く交代選手を含めて戦ってなんとか点を取る形を徹底してやりたいというところだった。だが、0-2になって選手の焦りが出て、点を取りたい意識が強くなりすぎ、少しバラバラな攻撃になってしまったところを3点目、4点目。ちょっともったいなかったと思う。

——前半は攻撃に切り替わった瞬間にチャンスもあったのだが、シュートまで行けなかった。この課題は。

カウンターというか、スペースがあるので、そのスペースを使いたいと話していた中で、カウンター時のパスやクロスのクオリティー。あとはこういう(気象によるピッチ)コンディションだったということも、もしかしたら若干、選手の中ではあったかもしれないが、それは横浜FMさんも同じなので言い訳にはならない。成立する攻撃をしたかったが、横浜FMさんは切り替えとゴール前の球際の部分で、なかなか成立させてくれなかった。そういうところはやはりさすがだと思う。

——ここ最近の大分は横浜FM対策がハマって勝つ試合も多かった。今回、これだけ大差がついたが、これまでと違うところがあったのか。

失点するまでに関しては想定内の戦いだったし、1失点目のあともなんとか1点返せるようにプランはいろいろ準備していたのだが、ミスからの失点だったり、0-2になったことで攻撃にしても守備にしてもバラバラ感が出た。守備に関しても、粘り強く戦うところは、3失点目、4失点目のところでもあれだけボールに対してプレッシャーに行けなかったりシュートを打たれたりしてしまうと、やはり横浜FMさんには決定力の高い選手がいるので、それではやられてしまう。その粘り強さについて、90分間最後まで戦えなかったと思う。

——相手が前からプレスをかけてきたときに、DFやGKが追い込まれて蹴らされたり囲まれて取られたり。失点場面ではこぼれ球を拾われ、ボールでの寄せも課題だったかと思うが。

攻撃のところも、前半はビルドアップのところで早くポジションを取れていて、構築したり進入したりが出来ていた。だが、後半は疲労があったり、選手交代で相手がまたそういうところでプレスをかけてきていて、自分たちが早くポジションを取ることが出来なかった。横浜FMさんがハイラインを敷いてくる中で、ボールを持たせてもらえず、どうしても背後に出せなくてひっくり返すことが出来なかった。

 

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