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闘う言葉

DF 4 薩川淳貴「1秒でも早くウメさんを入れたいとゴールに向かっていった」

 

——ようやく待望の復帰。

長かった。マジ長かった。4月下旬に怪我をして、約半年ちょっとぶり。最初は肉離れして、そのときに肩の手術もして、3ヶ月目で復帰する予定だったのだが、合流初日でまた肉離れしてしまった。しんどかったし悔しいシーズンになったが、自分の体の大切さやケアの重要性について、考え勉強する機会になったと捉えたい。

——ピッチに立って見ての感触は。結構な勢いでゴールに向かっていったが。

いやまあガス欠でしたけど(笑)。今日は自分のことよりもウメさん(梅崎司)をピッチに送り出したいという気持ちのほうが強かったので、1点差になってしまったときに、もう一発入れて1秒でも早くウメさんを入れたいとゴールに向かっていった。決められたらよかったのだが。

——後ろから相手の守備に追い縋られた感じか。

ボールのバウンドが大きくて歩幅が合わなかった。ピッチが雨で緩くなっていて上手く合わせることが出来なかった。中も見えてはいたのだが、自分で行ってやろうと思った。まさに仙台戦と同じようなかたちで、いろいろと選択肢があった中で。

——怪我人があそこまで出なければ、いいサッカーを出来るメンバーが揃っていたチームだった。

やっと最近になって怪我人が戻ってきて、いい競争が出来ているので、これをシーズン最初から出来ていればどんどん切磋琢磨の中でよくなっていけたのかなと思う。

——では最終節の仙台戦に向けて、またポジション争いを。

僕としても今節復帰できたので、次はスタメンを目指すくらいのメンタリティーで、4日間の練習で出来るだけアピールしてメンバーに食い込みたい。

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