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今節の見どころ

連戦の中、大幅なメンバー入れ替えの可能性も。悪い流れを断ち切りたい

 

リーグ戦4連敗中と苦しい戦いを強いられているチーム。週末には首位を走る好調・川崎Fとの第9節を控える中、週中のルヴァンカップで流れを上向けることが出来るか。

 

フレッシュな戦力の台頭が待たれる

2月16日にリーグ戦に先駆けて開幕しながら新型コロナウイルス蔓延の影響で中断していたYBCルヴァンカップ。半年近くのブランクを経て、ようやく再開となる。リーグ戦全試合を消化するために組まれた連戦続きの過密日程の中で、ルヴァンカップは大幅なレギュレーション変更を余儀なくされた。
 
グループステージは従来のホーム&アウェイ方式ではなく1回戦総当たりとなり、各グループの1位4チームと2位チーム内の上位1チームのみがプライムステージへと進出できる。大分が所属するDグループは、開幕戦で湘南と柏が勝利。第2節は湘南に敗れた大分と柏に敗れたG大阪の対戦で、グループステージを突破する条件は、ともに勝利が必須となる。降格のないリーグ戦よりも具体的な目標が見えやすく、モチベーションを高めやすい大会でもあり、リーグ戦4連敗中と苦しい状況にあるチームの悪い流れを断ち切るための、ひとつの好機ともなり得る。
 
負傷者が続出しているチームがこの試合にどのようなメンバーで臨むかが、注目のひとつだ。片野坂知宏監督は直近の公式戦・J1第8節H鹿島戦終了後に「いる戦力の中からコンディションのいい選手を選び、G大阪に勝てる布陣を組みたい」と話した。中断明け後、フル出場を続けている守護神・高木駿と鈴木義宜にはさすがに連戦による疲労が見られ、リーグ戦に出場していた他のメンバーも決して100%の状態とは言い難いため、ルヴァンカップでは思い切ったメンバーの入れ替えも見込まれる。特に攻守両面で大分のサッカーを体現してきた高木と鈴木に代わるのが誰になるのかは、今後のためにも非常に気になるポイントだ。
 
週末のJ1第9節A川崎F戦には契約の関係で出場できない知念慶は、第8節H鹿島戦を前半で退いており、コンディション不良でなければ今節もメンバー入りするのではないかと思われる。チームが苦しんでいる中でリーグ戦2試合連続ゴール中と好調の髙澤優也、勢いがあり守備にも期待できる渡大生らの他に、鹿島戦でベンチ入りしながら出場しなかった伊佐耕平や、コンディションが回復したメンバーの復帰にも期待したい。

 

昌子源の移籍後初出場が予想される

やはり勝利しなくてはグループステージ敗退が決まるG大阪の宮本恒靖監督も、過密日程の中で戦力の入れ替えを示唆している。西の強豪が擁する戦力の層は厚く、これまでのリーグ戦でもベンチスタートとなっていたパトリックや遠藤保仁、倉田秋、高木大輔ら、ハイポテンシャルなプレーヤー揃いだ。イレギュラーな中断による夏場のシーズン序盤、連戦続きと苦しい日程の中で、チームとしての完成度が高まる前段階にあっても、こういったポテンシャルの高い戦力たちの活躍によりリーグ戦5勝1分2敗で3位と好調を維持している。
 
注目の最大トピックとして、昌子源の移籍後初出場も予想される。2月にリーグアン・トゥールーズから電撃移籍加入したが、トゥールーズ時代の負傷の影響で、帰国後もリハビリ生活が続いていた。J1第8節の川崎F戦では出場こそなかったものの初ベンチ入りしており、いよいよこの試合で実戦復帰してリーグ戦へとつなげるのではないかと思われる。
 
G大阪とは7月18日のJ1第5節にアウェイで対戦したばかり。田中達也の突破から渡大生の移籍後初ゴールで先制したものの、攻守にアグレッシブな相手の圧に苦しめられ、逆転されて敗れた。宇佐美貴史を軸にスピーディーにボールを出し入れするG大阪の攻撃には翻弄されたし、逆転されてからの追撃も体を張って守られ、ゴールを割らせてはもらえなかった。
 
地力の差を思い知らされるような内容だったが、今節は異なる大会で、予想でも異なるメンバー。そして大分のホームゲームだ。勝てば公式戦6試合ぶり。チームもサポーターも、勝利に飢えている。18人のメンバーを全幅で信頼し、好ゲームを期待したい。
 

試合に向けての監督コメント

■片野坂知宏監督
 
負けたら敗退が決まる。ホームの利を生かさなくてはならないので、状態のいい選手、G大阪に対して勝てるゲームが出来る形にしたい。鹿島戦に出た選手がどれだけ回復できるか、鹿島戦に出ていなかったメンバーが明日のトレーニングでどれだけ奮起してくれるか。この試合に出場したメンバーがリーグ戦に向けてまたいい活躍をしてくれれば、選手層に厚みが出るし、リーグの川崎F戦にもつながる。
 
連戦なので自分の中では出来るだけフレッシュなメンバーで行きたいと考えているが、やはり勝たなくてはならないので、勝てるメンバーにも出てもらうこともあるかもしれない。週末に対戦する川崎Fも強い相手でアウェイ戦で、そこに向けても考えなくてはならない。
 
G大阪も負けたら敗退なので、ある程度のメンバーを連れてくるのではないか。選手層が非常に厚く、ヤット(遠藤保仁)とかパトリックとかも出てくると思う。

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