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今節の見どころ

このタイミングでロティーナ監督。もう塩試合は要らない。攻めよ。

 

徐々にチーム状態が上向いてきた感触のあるタイミングで迎え撃つ難敵。“毎回塩試合必至”のロティーナ監督が今季から率いる清水には、思い入れある選手たちも顔を並べる。

 

巻き返しへの気運が高まってきた

前節の浦和戦では5試合ぶりの得点を挙げると、複数得点で白熱のシーソーゲームを演じた。キックオフ直後から下田北斗が積極的にゴールを狙う姿勢を見せるなどして相手の倍近い11本のシュートを放ち、回復した積極性はさらに向上。第8節・神戸戦で負傷した長沢駿も戦列に復帰した。それでも、試合終盤に同点にされ、両軍ともに勝ちに出たところを仕留められ敗れて、リーグ戦連敗記録は「7」に。
 
そこから中2日でのアウェイ連戦というタイトなスケジュールで開催されたYBCルヴァンカップGS第4節・神戸戦には、リーグ戦からメンバーを大幅に入れ替えて臨んだ。ルーキーや2種登録選手、今季加入選手らを先発に並べ、ハイプレス&ハイラインの相手に対し、構えて守りつつ背後を突く戦法を採用。弓場将輝や黒﨑隼人、福森健太らが躍動し、相手の決定力不足や退場も誘いながら、こちらも決定機を逃してスコアレスドロー。勝点1は手に入れ公式戦連敗もストップしたが、やはり勝ちきれない課題は残した。
 
それでも、ルヴァンカップ神戸戦では新戦力エンリケ・トレヴィザンが初出場。負傷明けの高山薫もピッチに立ち、計算できる態勢へと近づいた。戦力の底上げと戦術オプション増を叶え、数試合前には消極的なプレーに傾きがちだったチームが、何よりも積極果敢に闘う姿勢を取り戻したことが、ここからの巻き返しへの期待を高めている。
 

ロティーナ戦術浸透途上の清水

そんなタイミングでこのチームと対戦するのかと頭を抱えたくなるのが、今節の相手。今季から清水を率いるロティーナ監督は、緻密なポジショニングによる守備でなかなか攻撃させてくれない戦術家だ。初めて日本にやってきた2017年、J2東京Vでの2シーズンも、2019年に大分と同時に“個人昇格”してJ1C大阪で指揮を執った2シーズンも、口の中がカラカラになるような“塩試合”に持ち込まれ、一度も白星を挙げていない。
 
清水にはもとより全域にわたり外国籍選手を擁していたが、今季はさらに積極的な補強を敢行し、戦力を揃えた。指揮官の愛弟子である片山瑛一は3月13日に右ハムストリングス肉離れで全治4週間の離脱を強いられたが、新戦力でありながらチアゴ・サンタナやディサロ燦シルヴァーノ、権田修一、原輝綺らは絶賛活躍中。その中に、昨季までカタノサッカーの礎を築き支えてきた鈴木義宜の姿もある。
 
新戦力以外にもカルリーニョス・ジュニオや中山克広、西澤健太、鈴木唯人、中村慶太と決定的な仕事に絡める攻撃陣多数。DF陣にもエウシーニョや立田悠悟らはセットプレーも含め得点を狙えるプレーヤーだ。そして、福森直也と後藤優介という2人の大分の生え抜きも、鈴木とともに古巣戦に向けて士気を高めていることだろう。
 
ただし、清水もまだ新戦術の落とし込み中で、現在は2勝5分4敗で16位に沈んでいる。それでもここ3試合はじりじりと勝点1ずつを積んでいるのだが、得点力不足の課題を抱えるのは大分と同様だ。粘り強く守れば個々が厄介な攻撃陣を抑えることも不可能ではない。ちなみに、ロティーナ監督に過去一度だけ勝利した2019年ルヴァンカップ開幕のC大阪戦。あのときもロティーナ監督就任直後で、その10センチ単位と言われる緻密な戦術浸透過程の時期だった。
 
ようやく積極性が戻りシュート数が増えてきたチームが、まんまとロティーナ沼にハマって攻めあぐねるところはもう見たくない。ゴールに向かうプレーからは何かが生まれる。大型連休最初の試合、今季ホーム初勝利を目指し、積極的にクロスを入れていこう。

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