TORITENトリテン

闘う言葉

FW 10 藤本憲明「90分オールアウトかと思った(笑)」

 

自分たちの狙った形で進めることができ、90分を通していいゲームができたと思う。前線からプレスに行きながら後ろも連動して守備ができていた。マークを外されても粘り強くDFラインが踏ん張ってくれた。今後も無失点の試合を続けられるよう、チーム全員でそういう意識をもってやっていきたい。

——2得点それぞれのシーンを振り返って。

1点目は、前半に(松本)怜さんからいい形でボールが来ていたので、次は決めるぞという意気込みでゴール前に入っていった。いいボールだったので合わせるだけだった。2点目は(岩田)智輝がクロスを上げるときにちょっと苦しそうな体勢だったが、ニアに入ればボールが来るかと思って入っていった。決められてよかった。

(会見を終えた藤本、ダッシュで逃げるふりをしながら記者に囲まれる)

——まだ走り足りないみたいだが。

足つってる足つってる(笑)。90分オールアウトかと思った。

——2トップでのプレッシャーでハメていたが。

今日はそういう作戦だった。相手GKから2CBにボールが入ったらプレッシャーをかけ、蹴らせてそこを狙おうという守備の形だった。うまくいった場面といかなかった場面があったが、うまくいかなかったときも後ろが粘り強く守ってくれた。

——2トップと2CBでのマッチアップはどうだったのか。

2対2だと90分の間に必ずチャンスがある。前半も結構あったが、ひとつ剥がせば大チャンスになる。逆に相手を剥がせるような動かし方をしていきたいが、もう少し精度と周囲の動きを合わせていけば、もっと崩せると思う。奪ってカウンターのシーンで2対2、1対1の状況が作れていたので、もう少しフィニッシュの精度やサイドの崩しを合わせたい。

——後藤選手が完璧なシャペウで飯倉選手を抜いたのにチアゴ選手にシュートを当ててしまった場面については。

当たるやろな、当てるよと思ってました(笑)。

——J1で4試合5得点の手応えは。得点ランクトップタイだが。

チャンスをものにできているのはいいかなと思うが、まだまだこれからなので。このあとの継続が大事。

——下のカテゴリーとの違いは。

それほど感じていない。