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闘う言葉

MF 10 野村直輝「今日はゴールへの意識を課題に取り組んでいた」

 

——まずは試合を振り返って。

前半は自分たちの狙いを含めて、完全に崩しきることは少なかったが、相手の特長を消しながら、対策として短い期間で準備したものは出せたかなと思う。

——ゴールシーンを振り返って。

まだ映像を見直していないのであまりはっきり覚えていないのだが、知念のプレッシャーからボールを取って、前線の選手がプレスで体を張った中で、こぼれ球が僕の目の前にこぼれてきた。今日はしっかりとゴールに対しての意識を自分の課題として取り組んだので、そこで結果が出たことはよかった。

——ゴール後にベンチに走っていったが。

契約満了になった選手が今日はベンチに入っていたし、そういう選手たちも試合に出たかっただろうし、出られなかった選手もいる。メンバー外になった選手も含め、自分が代表して出ているのだということは、いつも思っていることなのだが、今日はそれにプラスアルファの思い入れがあったので、すぐに走っていった。

——前半、サイドが高い位置で中は下がるという立ち位置を取っていた。マンツーマンの相手に対して狙いがあったと思うが、手応えは。

準備期間がかなり短かったので完璧に落とし込むのは難しいとは思いながらも、札幌さんがマンツーマンで来るのはわかっていたことなので、それへの対策という意味では悪くはなかったと思う。完璧だったかと言われればそうではないが、…ええと、なんと言ったらいいかわかりません(笑)。

——仙台、柏、札幌とミラーゲームが続いた中で、違うタイプの相手だったが、チームの経験値の積み上げについては。

よかったところと悪かったところがあり、毎試合反省しながらやっていた。フォーメーションが同じでも相手のやり方が違うという感覚はあったので、ちょっと違うミラーゲームという感じが、個人的にはしていた。経験値は積み上がっていると思う。コーチ陣に落とし込まれたことだけではなく、ピッチの中にいる11人の選手で、その中で変化をつけたりだとかいったことも、ちょっと出てきている。僕としてはかなりいい感じに積み上がっていると思う。

——ホーム最終戦で勝点1という結果については。

最低限かなと思う。やっぱり、みなさんの前で勝って終わりたかった。

——野村選手は昨オフのない状態で今季加入し、コロナ禍や怪我もあった。今季については。

無茶苦茶大変だった。移籍してくるとかなりエネルギーを使うし、まず人に慣れること、環境に慣れることからはじまり、戦術になかなか馴染めずというか、何が正解なのかが個人的に掴めなくて、そのまま怪我して離脱して。やっぱりスタンドから見ているのとピッチの中に入るのとでは全然違うので、そういうのを経験しながら、復帰戦で点は取れたのだが、そういった中でも自分の中でまだ落とし込めていなくて、健さん(岩瀬ヘッドコーチ)やカタさん(片野坂知宏監督)たちスタッフと話しながら、何が正解なのかを、試合を重ねるたびにちょっとずつ積み上げていった感じ。個人的に大分のサッカーがわかってきたと感じたのは本当に、11月に入ってから。自分の役割とチームとしてやらなくてはならないことの区別がつくようになってからは、いまは迷いがなくなった。

——フィットしてきたと感じるようになるまでの、いちばんの努力の部分は。

まずはコンディションを戻すのにかなり時間がかかった。あとは、僕はあまりスタッフの方々に自分から話しかけるタイプではないのだが、ちょっとさすがにこのままでは自分の中で腑に落ちないところが多すぎて、何がよくて何がダメなのかを直接言ってくれと伝え、それでコミュニケーションを取ってからはかなり改善されたというか、迷いが解消した。

——残り2試合をどのように戦うか。

アウェイ2連戦になるが、負けるつもりはさらさらない。最後まで大分のサッカーを表現するために準備するだけ。出場機会を与えてもらえるならば、今日のようにチームを代表するという意識をもって、ピッチで表現したい。

 

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