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闘う言葉

【記者会見】片野坂知宏監督「それでも勝てないということは何かが足りないということ」

 

ルヴァンカップ最終節でわれわれが予選突破するためには勝つしかない状況だった。リーグ戦との連戦の中で今日のメンバーを選び、今日は勝たなくてはならないと言って選手に準備させ、この試合に臨んだ。予選突破できずに残念な結果になってしまったが、FC東京さん相手にチャンスを作ることも出来たと思うし、勝てる可能性のあるゲームでもあった。そこで勝ちきれなかったことが非常に残念。

選手は自分の持っているものを出し切ってやってくれた。それでも勝てないということは何かが足りないということ。この経験を踏まえてまたリーグ戦に生かしてほしい。

また中2日でリーグ仙台戦がアウェイであるので、今日出たメンバーはしっかりと回復し、切り替えて、残りのリーグ戦に向けてもこれまでのようにいい準備をして、勝てるゲームが出来るようにチャレンジしてほしい。

——予選突破できず残念な結果となったが、リーグ戦につながる収穫はあったか。

ひさしぶりにゲームに出たメンバーもいるし、リーグ戦に出ていたメンバーもいる。そういった選手たちを次のゲームに向けて準備させることも出来たし、ゲームの中で良かった選手、まだ準備できていないかなという選手が見れたことは収穫になる。中2日での仙台戦に向けてどれだけ準備できているかというところも見分けることが出来たかなというところは、まあポジティブに考えたいとは思うが、今日のFC東京戦はやはり勝ちたかったし、勝てるゲームをしてくれた中で、やはり勝つことで自信につながるのではないかというところでは、残念な結果だった。

——監督が考える勝てなかった要因、足りないところというのは。

後半、足が止まったり、強度やパワーのあるFC東京さんに球際で競り負けたり、50:50のボールをマイボールに出来ない弱さがあったり。勝ちにいく中でボールは奪わなくてはならないし、切り替えも早くしなくてはならないし、走らなくてはならない。そういうベーシックなところをFC東京さんは切らさず90分戦えるチーム。そういう相手に対してわれわれも同じくらい戦えないと、マイボールに出来ないし、攻撃のチャンスも作れない。後半もっと押し込む状況や相手を苦しめる状況にしたかったなというところでは、まだまだちょっと力不足だなということを感じた。

——リーグ仙台戦に向けての意気込みを。

アウェイで本当に厳しい試合。簡単な相手ではないと思う。仙台さんもわれわれに対して勝点を取りたい思いがあるだろうし、それはお互い持っていると思うので、その思いのぶつかり合いになる。勝点3を取ることが出来ればもちろん素晴らしい成果で、ここからの浮上のきっかけを掴むことが出来る。アウェイでルヴァンカップから中2日だが、勝点を取るゲームが出来るように、全員でリーグ戦に切り替えてやっていくしかない。

 

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