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闘う言葉

MF 10 野村直輝「今年のクラブの最低限の部分が達成できたという感じ」

 

——試合を振り返って。

セットプレーで失点してしまってプランが崩れた。シーズンを通して守備のオーガナイズをメインでやってきた以上、点を取られたときにどう点を取りに行くかという課題が浮き彫りになるようなゲームだったと思う。

——戦い方で手応えを感じた部分は。

守備から入って自分たちから守備でいいリズムを作るというところは、セットプレーで失点した部分以外は悪くなかったと思う。攻撃で、1年間ずっと言われ続けているし自分たちも感じている最後のクオリティーのところは、正直あまり練習でやれていないというか、やはり守備メインのオーガナイズなので、攻撃はどうしても個人のサッカー観によることになってしまう。なので、その日の選手のコンディションだったり相手との相性だったりというところで、途中から入る選手はパワーがあるがゆえに合わなかったりする中で一瞬で合わせないといけない。トライアンドエラーをしながら、ミスに対してネガティブになるというよりは、どんどんトライしてミスしたところから修正して合わせていくということを何回もやるしかないと思っている。そこに対して、点は取れなかったが、その手前までは結構行けていたので、あまり出来なかったという感覚はない。与えられた中でもうちょっとのところまでは行っているという手応えというか。まだ高められる要素はあるが、そこまで積み上げられていないというのが現状で、だからこの順位という感じ。

——来季もJ2で戦えることについては。

今年のクラブの最低限の部分が達成できたという感じ。今年1年振り返ってもそうだし、去年からもそうだし、会社全体として考え直さないといけないのではないかと思う。他責にするつもりはないが、現場だけでなくもっとクラブ全体としてエネルギーを持って、前進するための準備をする必要があると感じる。特にチームのマネジメントの部分で、どこに軸を持ってやるかということ。表面的な部分が多いというか、まずはチームとしてどうあるべきかという基本がなくただサッカーをやっているだけとなると、チームが上手く行かなくなったときに立ち返る場所がないという、そこに尽きる。

——足を痛めているようだがコンディションは。

人生で3回しか打っていない痛み止めの注射を一発打って試合に臨んだ。札幌戦の日はスパイクが入らないくらい痛かった。前日、セットプレーの練習の最後でシュートブロックしたときに足を持っていかれたのだが、その瞬間は痛くてもプレーできてしまう。移動の飛行機に乗る頃にひどく腫れてしまって、でも状況的にもう引けなかった。勝てば自分たちで残留を決められるという状況でもあったし、そのピッチから退くのは果たしてどうなのかと思って、行けるところまで行くと判断した。先週1週間は練習を回避してプールとバイクと筋トレだけでなんとか調整できた。

——水戸戦に向けては。

それほど大きく変えることはしないと思うが、精神的な部分で優位性みたいなものをうまく使えればと思う。僕らもプロである以上、タケさん(竹中穣監督)も言ったように勝って終わるということが大事。昇格を目の前にして、特に(渡邉)新太は間違いなく張り切っているはず。新太の気持ちもわかるし、でも、90分だけはいい対戦相手として試合したい。

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