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【ピッチサイド小話】松本怜、母校・青森山田の選手権初優勝に「誇らしい気持ちでいっぱい」

 

第95回全国高校サッカー選手権大会は、9日、決勝戦が行われ、青森山田が前橋育英を5-0で下して初優勝を遂げた。

高校時代、黒田剛監督に心身を鍛え抜かれて現在に至る松本怜は、母校の優勝を手放しで喜ぶ。青森山田の1年後輩である“カッパ西”こと川西翔太と高校卒業以来のチームメイトとなった矢先の朗報に、熱いコメントを寄せてくれた。



母校の選手権初優勝、OBとして非常に嬉しく、誇らしい気持ちでいっぱいです!

自分の代でインターハイ初優勝はしたものの、選手権は優勝することができず、なにか今の今までモヤモヤが心に残ってたように思います。それが今回の後輩たちの偉業によって、自分の気持ちまでも晴らしてくれた、そんな気がします!

自分の高校卒業時に黒田監督は「おまえは天才ではない。他人に生かされていることを忘れるな」という言葉をくれました。その言葉があるからこそ今もサッカー人生を歩むことができていて、慢心するなという気持ちをもたせてくれています。

おそらく今回の優勝で監督は満足しないと思います。次は2冠じゃなくインターハイもとって3冠、そして2年連続選手権優勝という目標を立てることだろうと思います。その野心溢れる情熱的で常に前を向いている監督に負けないように、自分も今年一年はJ2優勝に向かって、気力迫力全力の山高精神でカッパ西とひた走っていこうと思います!

黒田監督、コーチングスタッフ、そして素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた選手の皆さん本当におめでとうございます!



J1クラブからのオファーを受けつつ、今季も大分でプレーすることを選んだ松本。「ここまで大分に在籍してたらやはり今までとは違ったやりがいみたいなものを感じていて、自分らしいやり方を見つけれるかなと思って」と話す。またあの爆速スプリントで観客を沸かせてくれるはずだ。