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闘う言葉

GK 1 高木駿「前からの守備に手応えもあるが、もう一回体を張る」

 

——今日の結果を率直に振り返って。

残念で悔しい気持ちが大きい。セットプレーで先制できたが、すぐに失点してしまったのが悔やまれる。引いたときになかなか強くアプローチに行けずに失点してしまったので、もったいなかった。PKは仕方なかったが、最後の時間帯の失点ももったいない。最後の時間帯にしっかり締められなかったのは、悔しいし残念に思っている。

——残留圏の16位と勝点8差で残り12試合になったが、残留争いについては。

とにかくまずは1勝すること。勝つことが、いまのチームにとってはすごく大事。とにかく目の前の試合を勝ちにつなげるようやっていくしかない。

——今日の試合での収穫は。

ボールを奪いに行く部分で、前半は何度もショートカウンターで素早く攻撃が出来ていた。ボールを奪いに行ってから攻撃に転じる部分は最近すごくよくなってきていると思う。今日もいいカウンターが何度かあった。

——今後、取り組みたい部分は。

いま前に出ていく守備が少しずつよくなっている部分もあるが、やはりゴール前で自分たちが堅く守ることも大事。今日はそれが出来ずに失点してしまったので、ゴール前に引いたときももう一回体を張ってしっかり守る、そういう激しさをまた意識高くやっていけたらと思っている。

——この連戦は上位との対戦が続いたが、今後は残留争いの直接対決もある。どういうふうに戦うか。

いまアグレッシブに前に守備に行くというところで自分たちでいい感覚をつかめていると思う。今日対戦した神戸もそうだが、上位チームは自信を持ってボールを回してくるのでこちらもなかなかボールを奪えずに引くシーンが多くなったのだが、下位チームとの直接対決になると、アグレッシブに奪いに行く守備ももっと通用すると思う。相手もそうやって戦ってくるチームが多いので、ハードワークで負けないことや、ボールの取りに行き方を全員で合わせて奪いに行くことが大事になってくる。

——最近、対相手戦術の中でも臨機応変な対応が増えてきたが、チームとしての成熟度は。

今日も相手の出方を見てからの急なフォーメーションチェンジになったが、要所要所のポジションでスライドやポジションチェンジしてもしっかり対応できる選手が揃っている。それぞれの特長もみんなわかっているし、ストレスなくシステム変更できていると思う。前半は変えてもいい流れの試合が出来ていた。そのへんは自分たちの自信にしてもいい。そうやっていくことで自分たちの戦術の幅が広がっていくと思う。

——チームとしてここで気落ちしないことが大事。キャプテンとして出来ることは。

ピッチの上でみんなを鼓舞し続け、どんな状況であろうと自分が闘っている姿を見せ、周囲にそれをやらせるのも大事。そのへんは自分の意思でなんとか出来る部分なので、周りに伝達して盛り上げていきたい。

 

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