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闘う言葉

MF 10 野村直輝「クリアせずパスをつなげればまた違ったのだろうが…」

 

——負傷明けでの試合だったが。

気合いでプレーしたが全然動けなかった。今日はぶっつけ本番の強行出場だった。ピッチに出るときも残り30分くらいあって「行けるか」と聞かれて「いやあ…」というような会話があったくらい。

——苦しい状況の時間帯に入るにあたって、どうプレーしようと考えていたか。

とりあえず、押し込まれているから僕がボールを拾ったり間で受けたりしてターンして運んで時間を作るというイメージはあったのだが、思った以上に押し込まれていた。あとは相手との立ち位置のバランス。ボールを動かしながら相手もちょっとずつ立ち位置を変えていて、すごくやりづらかった。左右に揺さぶられながら押し込まれてというところで、最後にフレッシュな選手も入ってきて。西谷のところはドリブルを警戒しようと、(井上)健太のところで1対2の状況を作ろうと福井コーチとも話をした。ちょっと絞りすぎて新井のところが空いてしまった感じもあったが…、まあ、自分の中ではやりきった感はあった。あれが今日のコンディションでのベストだったかなという感じ。

あとはチームでどう変化させるかとか、球際のところでもうちょっと行けるかだと思うのだが、もうちょっと駆け引きのところで、押し込まれる時間が長すぎた。

——立ち上がりのいい時間帯には守備でもしっかり制限できていたのだが、相手が立ち位置を修正してくると次第にプレスがかからなくなった。あのへんの徳島のポゼッションの上手さは、(野村選手が所属していた)リカルド・ロドリゲス監督の頃とはまた違う感じなのか。

いや、(内田)航平などは結構ボールが持てるので、あそこでちょっと押し込まれがちになって後ろもラインを上げ切れない。相手は間にもつけられるし、サイドにも振れるけど簡単にサイドには振らない、という感じで、ちょっとずつこちらが後手を踏まされた。やられながら「徳島はこういう感じ」と感じさせられていた。

——最後はだいぶ苦しい展開になったが、どう考えてプレーしていたか。

割り切って守り切るしかないかなと。呉屋も(小林)成豪も僕も、点は取りたいけどその可能性はちょっとだけという感触だったので、守りに徹しようと。それでも最後に同点に追いつかれてしまった。映像を見て、もう一回チームでどう守るかということを、おそらくシモさん(下平隆宏監督)が示してくれると思う。

——守り切れなかったこともだが、押し上げられなかったことが大きかったのでは。

そうですね…ペレ(ペレイラ)も簡単にクリアしすぎて、マイボールに出来るところでパスをつないだりというのが出来ればまた違ったのだろうけど。ただ、そこの工夫が出来ないくらい、いっぱいいっぱいだったのだろうと、ピッチに入って、より強く感じた。

——次節から変則的な厳しい日程になるが、コンディションは。また、チームとして選手やスタッフが手薄になっているが。

個人的なところは上がっていくとは思うと思う。痛みはないが、合流して間もないのでまだここから上げはじめるところだった。チームではいろいろとスクランブルな状態が起きているが、帰ってくる人たちもいると思うので、なんとかやるしかない。

 

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