TORITENトリテン

闘う言葉

MF 26 保田堅心「いいイメージをみんなで共有しながらやれた」

 

——今季初勝利だった。

タフなゲームだった。スタートの選手と途中から出た選手、全員で掴み取った勝利だった。

——前半は難しい展開だったが。

もうちょっと自分がボールを受けられればよかったし、あとはもっと自分たちがセカンドボールを回収できていれば、もう少し楽な展開になっていたと思う。

——得点シーンを振り返って。

リスタートから入って、ちょっとタッチが流れてしまったのだが、腰を捻って逆を狙ったら入った。相手がたくさんいたのでGKの左を狙った。

——後半は少し立ち位置を変えたようだった。

そうですね。ノムくん(野村直輝)も助けに来て中盤がもっと生きようとハーフタイムに話した。相手が激しくプレスに来る中で自分一人で受けに行ってもハマってしまうので、(弓場)将輝くん、ノムくんと関係を持ちながらプレーするようにした。それで後半、特に点を取ったあとは落ち着いてボールを持てるようになったし、そこから逆に展開したりというところで上手く出来た。

——中の距離感がよくなることによって相手WBも中に入ってきてサイドが空いたり。

そうですね。前半からサイドが空いているシーンはあったのだが、それをもっと有効に使うために中で作ってから展開ということを考えてやっていた。

——その繋がってプレーできた感覚を今後も生かしていけそうか。

いいイメージをみんなで共有しながらやれたし、3人目を使うなど何度かいいシーンが出たと思うので、こういうふうにマンツーマンではっきり来る相手と対戦するときにはまた繋がってプレーしたい。

——保田選手は昨季の藤枝戦でもすごくいい存在感だった。あのスタイルと相性がいいのか。

そうですね。自分からすればあれだけ球際に来てくれたらスペースがあるので、自分のストロングポイントを出しやすい。

——一昨日、黒髪にしたと話していたが、そのジンクスは効果があったようだ。

あったかもしれない(笑)。点を決めているときはいつも黒髪。

——もう一生黒髪で(笑)。

それを払拭したくて1、2節は髪色を明るくしていたのに(笑)。