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今節の見どころ

リーグ後半戦スタート。最高の舞台で雪辱を

 

イレギュラーな半年間の百年構想リーグも折り返し。後半戦スタートとなる今節の相手は、前々節にアウェイで悔しい敗戦を喫した山口だ。クラブ総力で臨む『亀祭』の舞台で、前回対戦のリベンジを果たす。

 

上向きの流れを作って後半戦突入

前節、アウェイ鳥栖戦で、90分では6試合ぶりの勝利を挙げ、上向きの流れで百年構想リーグを折り返したチーム。後半戦最初の試合となる今節は、クラブが総力を挙げて演出する「亀祭」が舞台となる。
 
今節はナイトゲーム。迎える相手は前々節にアウェイで悔しい敗戦を喫した山口だ。前節のいい流れを今節へと繋げ、なんとしても前回対戦のリベンジを遂げたい。
 
前節最大の勝因は、キム・ヒョンウの5試合ぶりの戦線復帰だった。キムに続きパトリッキ・ヴェロンと清武弘嗣も負傷離脱して、好調時のような戦い方を体現できなくなっていたチームだが、1トップにキムが帰ってきたことにより守備の連動性が回復。攻撃でもボールの収まりが改善し、伊佐耕平への交代もポジティブな流れで行えるようになった。キム自身も見事な決勝弾で完全復活を宣言し、頼りになる存在感をアピールしている。
 
加えて前節、2シャドーで先発した木本真翔と木許太賀が、それぞれの特長を生かして攻撃に新たなアクセントをもたらしているのも好材料だ。若い2人のアタッカーも計算できる戦力となったほか、負傷していた茂平の今季初メンバー入りや野嶽惇也の初出場など、徐々に選択肢を増やしながらチームが積み上げを続けていることが窺える。
 

山口のポジショニングに惑わされずに

そんな上向きのチーム状態で迎える山口戦。前回対戦と同じ轍を踏むことなく、こちらが湧き上がるゲームを展開したい。3-4-2-1同士のミラーゲームが予想されるが、山口は戦術的にも優れた力を持つチームで、前回対戦同様に多彩な立ち位置を取ってくるはずだ。
 
前回対戦の経験を踏まえて宇津元伸弥は守備の修正を見据え、三竿雄斗も「マンツーマンで守備をしているわけではないので、相手の陣形や立ち位置にとらわれ過ぎることなく、自分たちの陣形をコンパクトに保った中で、しっかりスライドして中を閉め、外回しさせたい。上手く行っていない試合では相手に引っ張られすぎて陣形が崩れていることが多いので、選手がお互いの距離感を見ながら連動していく」と話した。
 
山口は前節、大分戦と同じメンバーで宮崎戦に挑み、0-3で敗れている。今節のメンバーがどうなるかなど、蓋を開けてみなくてはわからない部分もあるが、状況判断力に長けた選手たちを中心に柔軟に対応しながら、大分らしいゲームを組み立てていきたい。
 

試合に向けての監督・選手コメント

■四方田修平監督
山口はボールを動かすのが非常に上手いチームなので、プレスに行くところと行かないところのメリハリをしっかりつけることが大事。ただ、選手たちには守備ばかりに意識を捉われ過ぎず、どちらかといえば攻撃のことを考えていてほしいと、つねづね思っている。
 
山口もプレッシャーを積極的にかけてくるチームなので、それに対して準備のスピードを上げていけるように。前回対戦は前半と後半で真逆の展開のゲームとなったので、あの後半の展開を、今節は極力長い時間、ピッチで表現できるようにしたい。
 
■DF 6 三竿雄斗
山口はシャドーが自由に動いてゲームを作る。ボールを持ちたいチームで、前線に能力の高い選手も多く、前からのプレスの強度も高い。いいチームだと思う。今節も前から来ると思うので、こちらも前線の選手の力を生かしていく。そのためにどうやってスペースを空けていくのかといったイメージはチーム内ですり合わせておきたい。
 
前から守備に行くときはしっかり連動し、みんなの呼吸が合わずに行けない状況ならしっかりコンパクトに陣形を保って、またみんなで息を合わせることが大事。相手のバックパスに対してラインを押し上げるところや連動していくところは、前節はいいリズムでやれたので、今節もそれを続けていきたい。