TORITENトリテン

今節の見どころ

初めてのHATOスタで、隙を与えず堅守を切り崩す

 

リスケジュールされた第1節に2-0勝利して以来の、滋賀との対戦。Jリーグ参入したばかりの滋賀は、試合ごとに着実に力を伸ばしている。

 

残り8試合で練度を高めていきたい

百年構想リーグ後半戦の最初の試合だった前節は、リベンジを期して迎えた山口に劇的展開で逆転負け。シーズンダブルの悔しい結果となった。その試合内容に関しては、負傷離脱中の清武弘嗣もチームメイトたちに「攻撃が単調になり過ぎていたから相手を見ながら選択肢を使い分けていければ」といったアドバイスを送ったようだ。「最近は選手同士でコミュニケーションをさらに密に取るようになっている」と宇津元伸弥も言う。
 
「今季スタートしてから3ヶ月ちょっと経つ中で、選手には、目指すサッカーの全体像はすべて伝えているつもり。トレーニング内容も含めて、ベースの厳しさや守備の原則は徹底しつつ、つねに攻撃のレベルを上げていってほしい」と、ここまでのチーム構築について四方田修平監督は話した。
 
約8ヶ月ぶりにピッチに戻ってきた有馬幸太郎も含め、試合に絡む選手の幅も徐々に広がりながら、この特別な大会も残り2ヶ月。26-27シーズンスタートまでにチームとしての地力をどれだけ高めていけるかを問われる、大事な8試合だ。
 

堅守を軸に地力を上げている滋賀

今大会からJリーグ参入を果たした滋賀。初陣となるはずだった第1節の大分戦が積雪でリスケジュールされるというスタートだったが、今度は第9節の鳥取戦が、Axisスタジアムの設備故障により開催延期となった。これによりGW連戦を含む7連戦になるなど、後半戦は過密日程に。
 
WEST-Bグループでは鳥取とともにアウェイへの長距離移動を強いられる厳しい条件の中でも、現在は2度目の連勝中と、徐々に結果も伴いつつある。特に第8節、首位を独走する宮崎に今季初めて土をつけたことは、チームに勢いをもたらしたはずだ。
 
幅広い選手起用でチームの底上げを図りつつ、組織的な堅守を軸に手堅い戦いぶりを続けている滋賀を、大分がどう攻略するか。特に奪ったあとの攻撃精度が課題となっている現状、今節はその克服をピッチに描き出したい。
 

試合に向けての監督・選手コメント

■四方田修平監督
滋賀は守備の堅いチームなので、簡単に守らせないような展開に持ち込みたい。ボールを奪ったあと相手の隙を突けるかも大事だし、逆にこちらの隙を突こうとしてくる相手に対してもスピードで負けないようにすることが大事。
 
相手の守備によって駆け引きや連係、3人目や逆を取る動きなどを使い分ける中で、いままでやってきたことに対してどれだけ選手が成果を出してくれるか。空けたスペースをどれくらい使えるかというところを研ぎ澄ましていければと思う。
 
■DF 7 𠮷田真那斗
滋賀との前回対戦はまだ負傷離脱中でスタンドから見ていたのだが、全員がハードワークできるチームだという印象。守備の堅さや徹底ぶりがしっかりしていると、ピッチの外から見ていて感じた。あの試合ではこちらがいい時間帯にいい形で得点できたのでよかったのだが、それ以外は決定機をあまり作れなかったので、今節はボールを奪ったら素早くゴールを仕留めにいきたい。
 
いまフィジカル的に好調で相手に競り勝てるしボールを収めることも出来ている。空中戦の最中にも味方がどこにいるかは大体把握できていて意図的に落とせているので、自分が競るときに味方にはもうちょっと僕を信じて近くにいてほしいと伝えている。