地域リーグラウンドホーム最終戦。首位・宮崎を迎え意地を示せ

最終盤を迎えた半年間の特別大会。地域リーグラウンド最後のホームゲームを白星で締め、プレーオフラウンドへ勢いを持ち込みたい。
育成と結果。求め続ける最適解
一度きりの百年構想リーグも、最終盤を迎えた。今節は地域リーグラウンドのホーム最終戦となる。ここまで6勝1PK勝1PK敗8敗の勝点21で現在7位。
「もうちょっと結果を伴いながら進んでいきたい」と話していた四方田修平監督。若手の積極起用を含め育成を進めてきた中で、ここまでの積み上げについてこう話す。
「経験を積めている一方で、やはり経験値の少ない選手は困ったときに抜け出す術がちょっと足りない。そこも含めて経験なのかなと思うが、そこのエラーが失点に繋がっているという意味では高い勉強代。でもそれを払っているだけの経験を選手がしっかりと成長に繋げてくれている」
とはいえ、やはりホームで勝てていないことに対しては、監督も選手たちも重く責任を感じているようだ。特に経験豊富な選手たちはトレーニングの前後にも改善のための話し合いを続けている。シーズン後半になってから出場機会を増やしている野嶽惇也は、三竿雄斗や岡本拓也とともにそれを主導。「サッカーは11人が関わり合ってプレーするスポーツ。攻守で味方を助ける意識を全員が持たないと」と、チームスタイル体現を目指し周囲とコミュニケーションを取り続けている。
完成度の高い宮崎にも勝利あるのみ
スタイル浸透はまだまだ道半ばというチームがホーム最終戦に迎えるのは、J3から昇格してきた勢いそのままに開幕から圧倒的なペースで勝点を積みながら首位を独走してきた宮崎だ。すでにWEST-Bグループの首位通過を決めている。
ここまで7得点を挙げているストライカー土信田悠生、7アシスト4ゴールのゲームメーカー奥村晃司。勢いよく攻め込んでくる両SB、機動力満点の両アタッカー。前線に武颯が入れば機動力のあるターゲットが増え、前回対戦でゴラッソを決めたボランチの渡邉英祐は今節も積極性を前面に出してくるだろう。大熊裕司監督が一昨季から培ってきた明快にしてアグレッシブなチーム戦術の下、選手たちが迷いなくハードワークしていることが、今大会での強さに結びついている。
組織としての積み上げにも差をつけられている印象だが、「順位など関係なく、今節は勝たなくてはならない。まずはしっかり戦う姿勢を持って、ハードワークの部分でも上回らなくては。難しい試合になると思うが、勝ちに持っていきたい」と三竿。ホーム4連敗中という現状を厳しく受け止め、勝利を誓う。
チャレンジと引き換えに何度も悔しさを噛み締めた百年構想リーグだが、地域リーグラウンドでのホーム最終戦、クラサスドーム大分でサポーターと歓喜を分かちあい、プレーオフラウンドに向けて勢いをつけたい。
試合に向けての監督・選手コメント
■四方田修平監督
宮崎は攻守に力があり、その結果として首位独走ということになっていると思う。全員のハードワークが徹底されていて、攻守の切り替えも非常に早く、そこで上回ってゲームを制している。各ポジションに個性のあるタレントがいてそれぞれに質が高い。一昨季からチームを作ってきて非常に完成度が高いチームだと思う。
まずは相手のストロングでもある切り替えのところ。自分たちもそこを意識してこの4ヶ月間やってきている中で、そこでどのくらい上回って、やられずに相手の隙を突ける。そこがまずひとつ大事になってくる。攻撃ではどのくらい相手のハイプレスを崩していけるか、選手たちには怖がらずにトライしてほしいと思っている。
■MF 8 榊原彗悟
宮崎戦は攻守の切り替えのところや1.5列目の選手をどう見るかがポイントになる。ひさしぶりに4バックの相手なので、どうやって前からハメていくかをチームで共有することが大切。しっかりと全員が理解をしてゲームに臨めるようにしたい。
なかなかホームで勝てずに、自分たちも悔しいしサポーターの方々にも本当に悔しい思いをさせてしまっているので、申し訳ない気持ちでいっぱいでいる。ホーム最終戦の相手は、すでにグループ首位通過を決めているチーム。これまでの負けを取り返せるわけではないが、勝てば少しでもいいイメージで次に入っていけると思うので、期待してもらえたら嬉しいし、それに応えられるように頑張りたい。
■DF 7 𠮷田真那斗
宮崎との前回対戦では、マッチアップした井上選手が途中で怪我してしまったが、SBの選手もガンガン上がってくるし、嫌な位置に立たれるので、なかなか苦労したイメージがある。相手のペースに陥らないようにするためには受け身にならないことが大事。相手を勢いに乗せてしまったら相手の思うツボなので、こちらも正しいポジショニングを取ったり、近い選手たちと声をかけ合いながら、どうプレスをかけるのか、どう剥がしていくかを共有して戦いたい。
下川選手がワイドの位置を取ってクロスを上げに来るので、後ろとの受け渡しをはっきりして厳しく寄せ、いいクロスを自由に上げさせないようにすることが大事。上手く下げさせれば自分たちがラインアップしてプレスをかけやすくなるので、しっかりコミュニケーションを取りながらやっていきたい。


