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今節の見どころ

アグレッシブな相手を上回り、ホームで5試合ぶりの勝利を

 

結果が出ず苦しい日が続く中、徐々に負傷者が復帰しつつあるチーム。一体感をもって戦えなかった前節から立て直し、今節こそはホームでひさびさに白星を挙げたい。

 

台風一過。負傷者たちが戻ってきつつある

先週から天候に影響し続けた台風6号がようやく去った。週の立ち上げの日は大雨。2日目は台風による風雨の影響を考慮して、午前中の予定を夕刻に変更してのトレーニングとなったが、今節に向けてあらためてポジション争いを課せられた選手たちは、しっかり準備できたと前を向いていた。2日目の紅白戦の時間帯にはグラウンド上空に巨大な虹が出現。選手やスタッフもそれに気づき、空を見上げた。
 
前節・山口戦を受けてのミーティングでは、下平隆宏監督が「もっと状況判断できるように」とチームに呼びかけた。プレー選択の判断はプレーする本人が担うことになるが、チームとしての狙いの中で、意思疎通が十分に出来なかったことが最大の反省点。ピッチに立つ選手ひとりひとりが当事者意識を強く持ち、周囲とコミュニケーションを取りながら組織としてまとまって戦うことが、あらためて求められる。
 
負傷していたメンバーが次々に全体練習に復帰しており、選手層の厚みは回復傾向。復帰組の試合勘が整えばシーズン終盤を戦う大きな力になる。この1、2週間で離脱していたメンバーたちも軽症だった模様で、その中から何人が戦線復帰できるかも今節の楽しみだ。
 

得点王とアシスト王が抜かれ5人の新戦力を加えた藤枝

J3時代に培ったスタイルで昇格後も勢いを醸している藤枝だが、先月にはチーム得点ランク首位の渡邉りょうがC大阪に、さらにチームアシストランク首位の久保藤次郎が名古屋に引き抜かれるかたちで個人昇格。大きな主力2名を失ったが、代わりに5人の新戦力を獲得している。うち先月末に加入した中川風希と田中宏武はすでに前節途中出場。8月7日に加入が発表された中川創、レオナルド、西矢健人も、早々に今節、試合に絡んできそうだ。
 
現在は10勝7分12敗の勝点37で12位。折り返し後は2勝3分3敗で、現在5戦白星がない。ただ、内容においては決して戦いの勢いが損なわれている印象はなく、そのアグレッシブなスタイルはブレずに貫かれている。今節こそはと勝利を期していることだろうが、こちらもそれは譲れない状況だ。
 
アウェイでの前回対戦では2-0で快勝した相手。その感触も思い出しつつ、なんとしてもホーム連敗記録を4でストップして、レゾナックドーム大分を歓喜の渦に巻き込みたい。
 

試合に向けての監督・選手コメント

■下平隆宏監督
 
台風の影響で午前中に予定していたトレーニングが夕方になったりもしたが、選手たちはやる気にあふれて前向きに取り組んでいた。怪我人も少しずつ戻ってきつつあるが、今節起用できるかどうかはもう少し様子を見てからになる。またポジション争いで競わせているので、チームの雰囲気も悪くなく、積極的にアピールしている。
 
前節の山口戦のフィードバックとしては、状況判断をもっと出来るようにしなくてはならないねとミーティングで話した。藤枝はしっかりボールをつなぐアグレッシブなサッカーを継続してくると思うので、守備のところでやられないようにしなくてはならない。
 
■MF 5 中川寛斗
 
前節は相手の変化にこちらが対応できなかった。勝ちへの逆算を急ぎ過ぎた感じがあったので、自ら崩れてしまったという印象を僕は受けた。前々節の山形戦はいい形が何回もあった中での敗戦だったので、そのまま行ければ山口戦は勝てた流れだったと思うが、なんとか勝点1を拾った形になった。ただ、次にはつながると思う。全ては今週トレーニングでやったことを試合で出すだけ。
 
藤枝は前回対戦時、ほぼオールコートマンツーマンでやってきて、GKも含めてポジショナルなチーム。主力選手を引き抜かれたりしていろんな状況がある中で大分に来ると思うが、われわれはわれわれでいまトライしていることを前面に出すことで勝利の確率は上がると思う。勝つことがすべてをフレッシュにすると思うので、勝ちへの逆算をすることがいまは大事。
 

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