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試合レポート

タイトな日程ながら準備した戦術は遂行も、ゴール奪えず2失点黒星

 

ここで勝てばという重要な一戦だったが、相手の勢いを上回れず。狙った攻撃の形は作れて15本のシュートを放ったものの、この日のゴールは遠かった。

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ハイテンションな試合の入りは上々の感触だったが

第32節・岩手戦と第33節・秋田戦の間に、イレギュラーに差し挟まれた仕切り直しの第28節。チームにとっては今季2度目の水戸への移動だ。この日は水戸も格別に蒸し暑く、不快指数の高い気候だった。
 
岩手戦から中2日、移動も含めると準備期間はほぼ皆無という状態だったが、ミーティングで戦術を確認して臨んだ。岩手戦からは先発5人を入れ替え。基本フォーメーションは3-4-2-1だが、攻撃時には3-5-2へと立ち位置を変え、サムエルと梅崎司が最前線で起点を作るのに対し、町田也真人がサポートし弓場将輝も絡む形になっているようだった。前から強くプレスをかけてくる水戸とのマッチアップに備えた施策と思われた。
 
試合はキックオフ直後からハイテンションな肉弾戦とトランジションでスタート。第32節・岩手戦の流れを継続したい大分と、第32節・山口戦の内容を払拭したい水戸が、激しいボールの奪い合いを演じる。序盤は増山朝陽の推進力やサムエルの収まり、町田の巧みなポジショニングなど大分がクオリティーの高さを発揮し、好機にはゴール前に多数が顔を出す一方で、水戸も安藤瑞季と木下康介の2トップの強度を生かし、打ち合いになる予感を感じさせた。
 
10分のシーンでは中に潜った増山が開いていた井上健太に展開し、その井上からクロス。相手にクリアされてシュートには至らなかったが、ゴール前にはサムエル、梅崎、増山、三竿雄斗と4枚が入っており、流動性や数的優位が奏功している手応えを見せた。
 
13分には保田堅心からボールを奪った木下に運ばれ、ペレイラのスライディングタックルにも負けずシュートされる。水戸の2トップにはボールがよく収まり、ゴールに向かう力も高かった。23分にはスローインから抜け出した安藤を後追いになり足をかけてしまったペレイラにイエローカード。第33節・秋田戦は累積警告により出場停止となる。

 

相手の2トップがそれぞれ1点。勢いづかせる流れに

早い時間帯に警告を受けた影響もあってか、28分、ボールを収めた木下のドリブルをペレイラが止めきれず、カバーに入った上夷克典も阻止しきれずに右足シュートを許す。ボールはゴール右隅に転がり込み、水戸の先制点となった。
 
32分には井上のアーリークロスに弓場が頭で合わせたが枠の右。35分には梅崎の左CKの流れから井上のクロスに三竿が頭で合わせ枠の左へ。水戸も37分に木下のシュートを高木駿に弾かれたこぼれ球から大崎航詩、森勇人とつないで杉浦文哉が狙ったが枠は捉えきれなかった。だが39分、クサビを受けようとした安永玲央に三竿が強く寄せたこぼれ球を後藤田亘輝に縦に送られ、それに抜け出した杉浦がグラウンダークロス。戻るペレイラと上夷の間に走り込んだ安藤に合わせられて2失点目を喫し、戦況は厳しくなった。
 
なんとか前半のうちに1点でも返したい44分、三竿のアーリークロスはゴール前に顔を出していた弓場を目指すが相手にクリアされる。そこからの梅崎の左CKのこぼれ球を拾った町田はすかさず左足を振り抜いたが、枠の右に逸れた。

 

存在感を発揮する金崎に水戸もシステム変更で対応

後半、大分は梅崎を金崎夢生、保田を中川寛斗に代え、弓場をアンカーにした3-5-2へとシステム変更。水戸は森を椿直起に代えて、それぞれスタートした。
 
48分には高木のフィードを金崎が落とし、中川が展開して井上のクロスで決定機を築いたが、サムエルが合わせきれず。51分にはフィードに抜け出した杉浦に増山が全力で戻って対応するなどしながら追撃のチャンスを窺うが、椿のドリブルも加わって水戸の勢いはさらに増す。56分には上夷のフィードを金崎が収め、託したサムエルが左足を振ったが枠には飛ばず。
 
61分には同時に両ベンチが動いた。水戸は杉浦を新里涼、安藤を山田奈央に代えて3-4-2-1にシステム変更。大分に枚数を合わせ守備時は5バックを形成するようになった。大分は増山に代わって野嶽惇也が左WB。さらにサムエルを呉屋大翔に交代した。

 

4バックでの追撃、そしてパワープレーも実らず

65分には弓場と協力してボールを奪った町田のスルーパスを受けて金崎が前を向きシュートするが、ディフレクションあって枠の上。67分には上夷のクロスがファーに流れたところを拾って井上がシュート。ブロックされたこぼれ球をもう一度シュートしたが枠上に逸れた。
 
69分、水戸は安永を前田椋介にチェンジして勢いを保つ。大分は76分、足をつらせた弓場を下げてエドゥアルド・ネットを投入し、野嶽にネットとのダブルボランチを組ませて4-4-2へとシステム変更。さらに攻撃にパワーをかけた。だが、78分にはネットを起点にボールを動かしてからの三竿のクロスにゴール前の呉屋が合わせきれず。81分、水戸は木下を梅田魁人に交代する。
 
大分は攻撃時、ネットか野嶽のいずれかが最終ラインに落ちる形で三竿と井上に高い位置を取らせる。パスコースを消してくる水戸に揺さぶりをかけながらほころびを探し、82分には町田が金崎とのワンツーからシュートを放ったが枠の上。最後は前線にパワーをかけたが、85分の町田のクロスからの中川のヘディングシュートも枠の外。アディショナルタイム5分にもゴールを目指し続けたが、前線に早めに入れるボールも相手に跳ね返されたりこちらが合わせきれなかったり。狙いどおり攻撃の形は作れるものの、ゴールは遠いままタイムアップを迎えた。
 
後半戦初黒星で7試合ぶりの無得点。水戸の勢いを上回れず不本意な結果となったが、今度は中4日で第34節のアウェイ秋田戦。大分へ帰り秋田へ移動することを考えると、きちんと確保できる準備期間は2日のみだ。1名のコロナ感染と藤本一輝の負傷も発表された中、チームは総力で反撃を続けていく。

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