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今節の見どころ

過密日程に苛まれた前半戦を終えて後半戦スタート。ひたすら上を目指すのみ

 

シーズン折り返し地点を過ぎて、今節からはシーズン後半戦。対戦も2巡目となる。その初戦は前回対戦時に0-0で引き分けた栃木との敵地戦だ。

 

目標を再確認し、巻き返しへと一致団結

前節の新潟戦に1-2で敗れ、首位との勝点差が14へと広がった状態で、シーズンを折り返すことになった。不本意な前半戦を受けてチームはあらためてミーティングを行い、開幕当初の目標勝点84を白紙撤回。まずは目の前にありながら届かずにきたJ1参入プレーオフ圏内を目指し、そこから自動昇格を狙っていくことを共有した。
 
3ヶ月間にわたった過酷な過密日程も終了。これからはほぼ週1試合ペースとなり、しっかりと準備する期間を得られる。残り21試合、巻き返しのチャンスは十分。まずは後半戦スタートの栃木戦に勝利して、弾みをつけたい。
 
先週に続き15日にはトレーニングが報道陣に公開され、オフ明けのチームが意欲的に週の初日を迎えた様子が見られた。負傷離脱していたメンバーのうち、全体練習に合流した者もいれば、スパイクを履いて復帰に向け調整中の者も確認。準備期間を得られたためトレーニングマッチも組めたようで、そのトレーニングマッチでまた負傷者が出たことは頭痛の種だが、あの過密日程を限られた戦力で回してきた経験を踏まえれば、後半戦もなんとか乗り切っていけるような気がしてくる。
 

得点力向上へと新戦力を加えた栃木

栃木は現在、5勝7分9敗で19位。7勝7分7敗で10位の大分とは勝点6差で、中位はまさに混戦状態だ。いまだ試合ごとに順位が入れ替わる状況は変わらないが、徐々に序列が生じつつあり、残り試合が少なくなるにつれて一試合の重みも増してくる。
 
第12節での栃木との前回対戦はスコアレスドロー。栃木はここまで失点22の堅守が健在であると同時に、得点数がリーグワーストという課題も抱えているが、前々節の長崎戦では2得点を挙げた。もとより好機を築くことは出来ており、セットプレーも含めて決定力向上が浮上へのカギとなる。それを鑑みるように、15日には湘南から長身FW・根本凌を獲得。前線でターゲットとなれる存在で、早ければ今節が栃木デビューとなる可能性もある。
 
大分としては、まずは栃木の堅守をどう攻略するかがポイント。前回対戦時とは戦い方も変えており、ビルドアップの課題は可変システムによってビルドアップ後の状況を効率的に作り出すことである程度解消できている。あとは前半戦で多彩に積み上げた経験値をどれだけ有効に生かせるかだ。相手のハードワークに負けない強度とクオリティーを発揮し、敵地から勝点3を持ち帰りたい。
 

試合に向けての監督・選手コメント

■下平隆宏監督
 
シーズン前半戦を終えて、思い描いていた勝点とは少し離れているが、選手たちが取り組んでいる姿は非常に評価できるし、後半戦を迎えてここから十分に巻き返していけると思っている。
 
前々節の町田戦は積み上げてきたものでしっかり結果を出せた。前節の新潟戦は、選手たちに聞くと相手が本当に強かったと。そういう相手に、結果は負けてしまったが、自分たちがやりたいことは表現できた。結果、選手たちは「勝てるゲームだったのに落としてしまった」というショックを受けたようだが、力のあるチームに対して勝てたゲームだったと思えたところをポジティブに捉え、それをしっかり勝ち切れるよう高めていきたい。
 
データ上では支配率はJ2でも単独1位なのでそれが結果につながるようにしたい。逆にシュート数はリーグで中位くらいなので、これはもっと増やしたい。ボール保持からのシュートと、枠内シュート率を高められるよう精度を高めていくことが必要。守備はシステム的に3バック、4バックといろいろ試している中で、特に前からの攻撃的なプレスは継続してやっていきたい。
 
■DF 19 上夷克典
 
前半戦を終えて、修正点は個人としてもたくさんあるが、過去には怪我なくシーズンを送ることもなかった中で、今季はほぼ怪我をせずにプレーできている。体も徐々に動けてきて、後半になると落ちる部分もあるが、体力面を高めていければ個人としてもチームとしてもレベルアップできるのではないかと思っている。
 
前半戦の前半はまったく試合に絡めなかったので、試合に出続けてチームの勝利に貢献したい。ミラーゲームの試合も増えてきたが、1対1で負けなければ失点も減ると思うし、マンツーマンの中でもカバーリングのところは前節の新潟戦のようなことがないように、リスク管理をしっかり意識しておきたい。
 
■MF 11 下田北斗
 
前半戦はタイトなスケジュールで次々に試合がやってくる中で、いい結果が得られなかった。苦しかったが、もっと上手くやらなくてはならなかった。連戦が終わり、チーム全員でひとつのゲームに向かってしっかり合わせていけるのはありがたい。その時間を有意義なもの、いいものにしていかなくてはならない。よりいいトレーニングが出来るようにしたい。
 
勝ちきれなかった試合も多いし、相手の狙いにハメられてしまった試合もあって、すべての試合を意図的に自分たちでコントロールできたわけではなく、なかなか苦しい内容。順位的にも満足できる前半戦ではなかった。チームの課題としては両ゴール前。相手にやらせてはいけないし、自分たちのチャンスではしっかり決め切ること。そのチャンスを増やすことも大事。
 
栃木はチーム全体でハードワークしてくるし、カウンターのパワーもある。そういうところをやらせないようにしたい。自分たちは勝たなくてはならない状況だが、変なプレッシャーを自分たちにかけるのではなく、しっかりパワーを出せるようにしていく。
 

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